(株)第一石材さんのブログより・・2
勝手にシリーズ化してしまった(株)第一石材さんのマイベストプロ神戸のコラムについて勝手に解説しちゃうよ!!mシリーズ第二弾です。
これであと10もブログの記事が書けると思って便乗しました。
というのはウソで納骨室に雨水が入らないお墓の構造を関西地区で初めて取り入れられた(株)第一石材さんの考え方に共鳴しているから世間の人にもっともっと知って欲しいというのが理由です。
関西初! 納骨室に水が入らないお墓 (2)「こんなもの?」それで良いのか?
能島社長のコラム第二弾です。
関西初! 納骨室に水が入らないお墓 (2)「こんなもの?」それで良いのか?
コラム一つ一つの内容が濃いので一つずつ解説(勝手に)しています。
ところが、私ども第一石材が店舗を構える兵庫県神戸市はもとより、 大阪、京都など関西地方の墓石カロート(納骨室)は墓石の下にあり、 墓地の地面と繋がっているという構造のお墓が一般的なのです。
中略
これは「大地の自然から生まれ大地の自然に還る」という考えのもと、 墓石下部のカロート内と大地の土とが繋がった所にお骨を納めるのです。
地域によって、若干の構造の違いはあるかと思いますが、 全国的に見ても、このタイプのカロートの墓石が一般的かと思います。
そして、雨が降ったり、お墓参りの際に水を掛けたりするたびに、 どうしてもカロート内に水が入ってしまう構造になっているのです。
実はこれは正解なのです!!!
納骨室に雨水が入っても何も問題がないのです。
お骨は土にかえるのであって納骨は地中であるのが正解で富山のお墓や地上カロートまどは本来の教えとは違うものなのです。
富山の寺院のご住職さん達も分かっていることなんですよ。
雨水が納骨室に入るのは何も問題がなく石材店もそれが当たり前だと思っているんです。
しかし実際に納骨室が水浸し、あるいは水が溜まっているのを見た人は決して良い気持ちにはなれないのです。
「やっぱり水が溜まるのは、、、嫌です」
という想いから納骨室の中に雨水が入らないような構造が考えられたのです。
お墓をおつくりさせて頂く石材店の立場としては、 水が入ることを決して良いことだとは思っておりません。
しかし、何十年も前から「お墓の構造はこんなもの?」という、 悪しき固定概念から、特に防水対策を施すこともありませんでした。
お施主様自身も、自分のお墓に水が入るなんて思ってもいないでしょう。
能島社長、またまた間違ってるじゃないですかあ。
(誤)お墓をおつくりさせて頂く石材店の立場としては、 水が入ることを決して良いことだとは思っておりません。
↓
(正)お墓をおつくりさせて頂く第一石材の立場としては、 水が入ることを決して良いことだとは思っておりません。
です!(笑)
他の石材店は雨水が入っても何の問題もないと考えており、納骨室に雨水が入らないようにしたいと考えてるのは関西地区では能島社長だけではないでしょうか。
「どうしたら納骨室に雨水が侵入しないようにできるのか?」
という考えが無かったら特許申請にまで至る構造は出来なかったと思います。
お墓にお骨を納めた後には、カロートの入り口を目地止めします。
しかし、目地は永久ではありませんし、その他の箇所からも水は入ります。
中略
しかし、仮に水が溜まらないとしても、ご先祖様が眠る場所に、 上からポタポタと水が入ってくることには変わりありません。
雨漏りのする家に住んでいるのと同じです。
中略
最終的には、お墓に入った水は抜けるかも分かりませんが、 一時はカロート内に水が溜まった状態になっていることも考えられます。
カロート内に水が溜まると、骨壺にて納骨をしていても、 骨壺がひっくり返り、中のお骨が外に散乱してしまいます。
実際、このような状態を、私自身、目にしたこともあります。
皆さん、長年雨水にさらされたお骨の匂いを嗅いだ事がありますか?
おそらくほとんどの方は無いと答えられるでしょう。
なんとも言えない独特の匂いがします。
雨水にさらされたお骨のほとんどは黒くカビています。
時には骨瓶が割れて遺骨が散乱していることもあります。
皆さんにその写真を見せてあげたいほどです。
あれ見ればどんな人だって納骨室に雨水が入ってしまう構造は嫌だと思うでしょう。
東京の寺院墓地に行ったときにカロートが開けられてるお墓がありました。
おそらくこれから納骨だなと思って中を見たら上下二段の地下カロートで下には水が溜まっており骨瓶はすべて濡れていました。
当たり前ですよ、そういう構造なんですから。
ノロで固められた納骨室の蓋を開けるのは数年から数十年後です。
あなたのお墓には雨水がたまっていませんか???
続く・・・