最近記事の最初に・・・
今年に入ってから、
この記事は都会の民営墓地や寺院墓地でお墓を建てる場合には参考になりません
↑↑記事の最初にこういう表記を見かけると思います。
都会の民営墓地でお墓を建てる場合は普通にお墓を建てる場合と全く進め方が違ってくるので、私の通常の記事はあまり参考にならず、民営墓地について書かれた記事を読んでいただきたいと思います。（寺院墓地も檀家にならなければ建てられない、指定業者もあると制約は多いのですが絶対値の多さとして「民営墓地」と表記しています）
都会の民営墓地でお墓を建てる場合は墓地選びが全てです。
参考記事：民営墓地は都会 と地方都市ではぜんぜん違う
民営墓地の特徴として
- 指定石材店制度により、応対した石材店が自動的に担当になる
- 同じ霊園内の他の石材店とは交渉もできない
- 設計図は見取り図程度のものしか提出されず寸法も入っていない
- いろんな制約がある
いちど民営墓地で墓地を購入したら担当石材店は変更できず価格も決められているために値引きは出来ないと思ってください。自由に選べるのは「石」だけです。
それが同じ都会（１都３県）でも公営墓地の場合だと、
石材店は自由に選べ相見積もりが可能で設計図も最初から寸法が入った詳しいものを提示され、価格もかなり安くなります。
民営墓地と公営墓地でこのような大きな違いがあるのですから民営墓地で墓地を購入した場合は私の記事をどれだけ読んでも知恵を得たとしてもそれを生かす機会がほとんど無いのです。
アドバイスできるのは石の選び方だけで、構造についてアドバイスしてもほとんど出来ないと言われます。
お墓の形も規格型だったり、ある程度の形が決められてますから自由なデザイン墓を建てるという希望は聞いてもらえないかもしれません。
民営墓地の利点は、
- 自宅から近い場所にある場合もある
- 休憩所など、設備がいい
- 宗派が関係なくどんな人でも建てられる
- お骨がなくても建てられる
この絶対条件だけは誰もが認めるでしょう。
散歩がてらに行けるくらいの所に墓地があった場合、多少割高でも仕方がないのではないでしょうか？
開発する側も市街地の中に墓地を開発するにはハードルが高く、開発には多くのお金と労力がかかっています。
そういう墓地（申し込みが殺到するような場所）をわざわざ安く販売するハズなどありません。
土地と同じです。
良い場所は高い、良い立地の霊園は高い。
当たり前のことですよね。
民営墓地でこそ、
お墓の紹介サイトの良い石材店の選び方の最初に書いてある
「親身になって相談にのってくれる」
を実践していただきたいと思います。
墓地を販売してしまえば逃げない客になってしまいますから応対が事務的だという苦情なども私の元によせられます。
もしあなたが石材店の社長で営業社員を数名かかえていたとしましょう。
一番腕の良い営業マンをどこに配置しますか？
お悔み営業
寺院担当
民営墓地の詰所待機
とうぜんお悔み営業に配置しますよね。
寺院担当もけっこう大変です、住職に嫌われてはいけないので神経を使います。
民営墓地の詰所に待機してる営業マンは社内一の腕利き営業マンなんでしょうか？
答えは想像にお任せいたします。
とにかくお墓は高い買い物なのですから、担当者はお客様の気持ちを考えて営業してもらいたいですね。