アンケート分析・お墓の価格
アンケートには100万円以上200万円未満が最も多く47.0%、全国平均額は165.2万円となった。不況の影響か、昨年より4.1万円ダウンし、過去7年間で最も低い水準になった。
このような記述があるが今のお墓の形と使用する石で限定するならば来年以降は値上がり、現在がいちばん安くお墓を求める事のできる時期です。この事については別の記事に書きます。
四国が27.5%アップしてるのはどういう事だろうか。「庵治石」と「大島」という日本を代表するブランド石の産地が四国なので各コストの値上がりより価格が上がったのであろうか。確認しておきます。
石そのものの価格は年々上昇しております。お墓の価格が下がったのはやはり中国材の使用頻度が上がってきたと考えていいでしょう。デザイン墓の場合はインド材や中国材でも色目のものを使用するので福建省の白御影石に較べれば価格は高くなります。
300万円以上のお墓
前の記事で最後に補足した事なのですが、300万円以上お墓にかける比率の順位ですが、富山・熊本・栃木・長崎・東京 の順になっています;
理由は
- お墓が大きい
- 墓地が広い
- 多少なりとも見栄をはる地域
このような理由が考えられます。富山は全国の皆さんがビックリするくらいお墓が大きい地域です。その他の地域は墓地が広いというのとデザイン墓が多いとかその地域で好まれる石が高価なものであるとかいろんな理由があります。
東京がお墓が高いのは当たり前でしょう。お墓を展示できる土地を借りた場合の経費とかその他の諸経費が地方よりもかかります。それと金持ちの絶対数が多いので価格は高くなります。
お墓は多少なりとも「見栄」の部分があるので、その部分にお金をかけられる事だと思います。
気になる事
このアンケート結果できになる事があります。
どこまでをお墓の価格としているのでしょう。おそらくお墓本体だけの価格だとは思うのですが。
お墓購入で参考にした情報
トップは「石材店のアドバイス」が6割、次いで「墓地に行って他のお墓を参考にした」、3番目に「石材店のショールーム」が挙げられています。
回答者が年配の方が多いせいかインターネットで調べたというのは6.9%しかありませんが、実際はもっとあると思います。喪主が子供の場合の年代が40代～50代が多いですから。
このアンケートでの答えにはそれぞれ注意しなければならない事があるんですが、ブログでは書きにくいですねえ。
この件はお問い合わせだけでお答えさせていただきます。
申し訳ありませんが。
もう一つ気になるのは回答者は男性が73.5％という事です
やや偏ったアンケートの結果になってるんじゃないかと思いますが。