石材店に出かけるその前に
- いろんな種類の石材店があります。
- 親戚や友人が建てたお墓を見せてもらいましょう。
- 墓地を視察した時に気に入ったお墓をチェックしましょう。
どんなタイプの石材店でしょうか?
- 規模の大きな石材店
- 家族経営の石材店
- 墓石を専門とする石材店
- 新しい石材店
- 他業種からの参入・仏壇屋・葬儀屋・地方の商社など
石材店といっても色んな種類の石材店があるんです。
それでは石材店に出かけてみましょう。
先ずチェックしなければならないポイントはこれです。
- 事務員や社員の応対が良い。
- 展示場が綺麗に整備され清掃が行き届いてる。
- 工場の職人さんも挨拶をしてくれる。
- 営業マンがしっかりとした応対をしてくれる。
石材店に出かけて事務所を尋ねた時にパソコンに向かってる事務員が立って「いらっしゃいませ」と挨拶するかどうか。
展示場や工場が綺麗に清掃されているでしょうか。草が生えたままだったり工場が清掃が行き届いていない場合は他の石材店に行ったほうがいいでしょう。
工場を案内された時(工場を見せてくれない場合は論外です)に職人さんが挨拶してくれるかどうか。教育が行き届いてる石材店は職人といえどもお客様にはきちんと挨拶するように指導しています。
石材店を訪れたら担当営業マンを紹介されます。この時の応対の印象が悪かったら他の石材店に行ったほうがいいでしょう。
細かい事ですが人間の本性はこのようなところに現れます。「お客様に良いお墓を建ててもらいたい」という考えを持ってる経営者は厳しく社員を教育しています。反対に「儲ける事ばかりを考えてる」経営者は以上の事は徹底していません。これだけでも良い石材店か悪い石材店か判断できます。
見積りや設計図はこの後の話です。
展示場のお墓を見せてもらって説明を聞きましょう
チェックするポイントはここです。
価格は表示されていますか?
細部にわたって説明してくれましたか?
担当営業マンがやたらと高い石ばかりを勧めませんでしたか?
価格が表示されていない石材店は良心的とは言えません。訪問販売や飛び込み営業を経験した営業マンはやたらと高い石ばかりを進めるかもしれません。十分な説明をした後で提案するのであれば納得も出来ると思いますが、すぐに価格を吊り上げようとする営業マンは要注意です。
石材店が建てたお墓を見せてもらいましょう。
石材店を訪問して担当営業マンが展示場でお墓を見せて説明してくれたら、その石材店が過去に建てたお墓を見せてもらいましょう。
公営墓地などへ行ってもどの石材店が建てたお墓であるか、全く分からないと思います。営業マンに説明を聞きながらも他の石材店が建てたお墓との比較など、いろんなところを見てください。
後日、再確認に訪れるのもいいでしょう。
その他に注意しなければならない事
- 国産材を使用した場合に「産地証明」を出してくれるかどうか。
- アフターサービスと保証書の発行が可能かどうか。
- 見積書をなかなか出さない石材店は要注意です。
- 基礎工事を見せてくれるかどうか。
「保証書」を発行できるかどうかを確認してください。10年間は可能だと思います。それ以降は税理士が「いったい何時まで保証するんですか?」といって10年間しか認めてはくれないでしょう。これも「出せない」と言われたらすぐに他の石材店へ向かいましょう。
見積書をなかなか出さない石材店は要注意です。駆け引き上手です。
お墓本体は中国加工が多いので見る事はできませんが、基礎工事は確認させてくれないのは要注意です。基礎工事の記事のところで詳しく説明します。
営業マンがじっくり話を聞いてくれるなどは当たり前の事です。地元で長く石材店を営業しているから安心だ、という事もありません。全て上記に記した内容に合わなければ、その石材店は優良石材店だとは言えないですね。
どうしても良い石材店が分からないと言われる方はいくらでも答えますので連絡ねがいます。