デイの子ども達と過ごす中で

 

環境が本人に合うか否かはとても重要なことなのだと、いつも感じさせられます。

 

 

 

子ども達の場合、それが顕著に表れるのは学習。

 

今僕が見ている子供達の中には

 

初め通常学級に通っていて

 

そこで学習についていけず支援級に変更した子が何人かいます。

 

 

幸いにもデイの子ども達は支援級の環境が本人に適していた様で

 

以前は宿題になると泣いていたのが

 

現在では学習時間になると「やるか」と言って自ら学習に取り組むまでになりました。

 

 

一方で、学習レベルが合っていないものの通常学級に通っている子もいます。

 

その子は学校での授業についていけず

 

授業中もノートをとることもできずうつむいていることが多い様でした。

 

本人も勉強が分からず辛いと口にすることがあります。

 

 

 

大人の場合で言えば、職場。

 

 

僕の彼女は以前大きな病院で高齢者をメインに働いていましたが

 

毎日のハードなスケジュールと大人数の職場に疲れ

 

毎月のように体調崩しては寝込んでいました。

 

 

現在は少人数の職場で子どもを対象として働いていますが

 

子どもを対象とした方が楽しい様で

 

今では業務後も自ら発達の勉強をするぐらいになりました。

 

 

 

 

ここで何が言えるかというと

 

自分に適した環境か否かで、発揮される能力も大きく変わってくるということです。

 

 

 

人はそれぞれ自分に適した環境があると思います。

 

大人でも、彼女の様に

 

「前の職場より今の職場の方が働きやすい」

 

と思うことがありますよね。

 

 

特に発達障害の方達は、環境の影響を大きく受けやすい部分もあるため

 

今いる場所が自分に適した環境なのかを見極めることが大切です。

 

 

 

「置かれた場所で咲きなさい」という言葉もありますが

 

花だってどこでも同じように咲けるわけではないと思います。

 

 

むしろ、適切な土壌があってこそきれいに咲けるのではないでしょうか。

 

 

人間も、自分の状態に見合った環境でこそひと花咲かせることができると思います。

 

 

置かれた場所で咲くことよりも

 

どんな場所でなら咲けるのかを探した方が、当事者の方にとっては良いかもしれませんね。

 

 

 

もし、現状に無理して留まっている方がいたら

 

少し視点を変えて、どんな場所でなら無理なくやっていけそうかを考えてみるのも良いかもしれません。

 

 

 

 

今週も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

来週もお待ちしています(^^)