皆さんこんばんは。

 

こちらは夏休み期間も終わり、通常時程が始まりました。

 

都会の方だとまだ夏休み期間ですか?

 

みんな気持ちよく休み明けのスタートを切れるといいですね(^-^)

 

 

 

 

 

 

さて、今週のお話です。

 

 

 

僕がカウンセリングをしてきた子供たちは

 

一見わがままに見えたり

 

自分に都合のいいことしか考えていない

 

と、周囲に誤解されてきた子がほとんどです。

 

 

 

「学校行きたいけど、行こうとすると体が言うこときかなくて」

 

「そもそも何をするにもやる気がでない」

 

こんな話をすると、つい

 

「んなわけあるか!やることやれ!」

 

と思っちゃったりすることもありますね。

 

 

 

でもその子達も、肝心なことは口にしないだけで

 

その奥には

 

「変わりたいけど変われない」

 

「このままの自分じゃやばい、でもどうしたらいいか分からない」

 

という思いを抱き、そんな自分に焦りや嫌悪感を感じている子もいます。

 

 

中にはとっても自己肯定感の低い子もいて

 

「変わりたい」と考えること自体がおこがましいこと

 

と思うこともある様です。

 

 

 

僕はそんな子達の「変わりたい」をお手伝いしていますが

 

これが思ったより難しいです。

 

 

本人に変わりたい気持ちはあるけど

 

目標のために自分に見合った計画を立てること

 

立てた計画を根気強くクリアしていくこと

 

そのためにモチベーションを保つこと

 

子ども達それぞれの特性により、変わっていくまでに立ちはだかる壁が意外と多いです。

 

 

壁にぶち当たって挫けることもしょっちゅうあります。

 

 

 

ですが、ここで注意しておきたいのが

 

継続が難しくても、うまくできなくても

 

「変わりたい」という気持ちは確かにあるということ。

 

 

 

以前口にしていたことと違ったことをしてることもあるかもしれませんが

 

本人からしたら

 

変わりたいからこそいろいろなものに挑戦しているだけだったりします。

 

自分なりにもがいているということですね。

 

 

分かりやすく例えると

 

片付けができるようになりたい

        ⇓

片付けに関する本を読み漁る

        ⇓

結果、気が済んでやらない

 

とかがこれに当てはまります。

 

 

「変わりたい」のきっかけをいろいろなところから得ようとしているからこそ

 

一貫性のない行動に見えてしまうことがあります。

 

 

 

 

そんな時は

 

「やる気ないな」っていうスタンスで接したり

 

変わることを急かしたりせず

 

本当は何がしたいのかを聞いてあげてみて下さい。

 

 

そうすると、ぽつぽつ話してくれるかもしれないですし

 

変わり方が分からないから、手あたり次第何かしている

 

など、行動の目的が分かってくると思います。

 

 

 

これは当事者の方も同じで

 

自分は今一体何をしているのか分からない時は

 

「いったい何がしたかったんだっけ」

 

と一度立ち止まることをすることで

 

本来の目標を見失わずに済むはずです。

 

 

 

「変わりたいけど変われない」

 

というもどかしさは、誰しもが一度は経験することだと思います。

 

 

そうすると、「変われない」

 

という結果に目が行きがちですが

 

まずは「変わりたい」と思って行動しようとした

 

その思いが大切ですね。

 

 

それなくしては本当に何も変わらなくなってしまうので

 

それだけは捨てずにいきたいですね。

 

 

 

今週も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

また来週もお待ちしています(^^)