皆さんこんばんは。

 

暑い日が続いていますが体調の方はいかがですか?

 

僕は夏バテとは無縁な方なので元気ですが

 

彼女は汗っかきなのもあって体力消耗気味です。

 

まだまだ暑い日が続きそうなので、体調には気をつけたいですね。

 

 

 

さて、今週のお話。

 

 

今日はタイトルにもある通り、診断を受けることについてです。

 

「診断」と聞くと、皆さんはどんなイメージが湧きますか?

 

病気のイメージだったりとか、何か重大な感じのイメージがしますかね。

 

言葉だけ聞くと、僕はなんか重めな感じのイメージです。

 

 

 

ちなみに僕は今まで、2度診断に救われています。

 

 

1度目は僕自身。

 

昔から女の子しか好きになれず

 

女性の恰好をしたり女性として扱われることに嫌悪感しか抱けず

 

「男として生きたいけど、一過性の思いではないか。

 

いったい自分は何者なんだろう」

 

と何年も考え、すがる思いで行った病院で診断されたのが

 

「性同一性障害」でした。

 

 

この時、自分に「障害」という名がついたことより

 

自分の思い悩んでいたことはただの思い過ごしではなく

 

立派な障害であること

 

そして、成す術があることに心から安心しました。

 

あの診断があったおかげで、僕は自分の悩みの原因が分かりましたし

 

今も自分が望む状態で生きることができています。

 

 

 

 

2度目は彼女。

 

先約はこちらなのに他の予定を入れてしまうのはしょっちゅう

 

出掛ける日やイベントの時は全力で楽しむのに、平日になるとその反動で体調を崩す日々

 

平日はスイッチオフの状態が続くので、2人で会話する時間がないのは当たり前

 

何かできると他の何かを忘れていく...

 

 

大変なことや孤独感の繰り返しで

 

一緒にいる意味はあるのか

 

こんなことで腹を立てる自分の心が狭いのか

 

そう悶々と考える日々が続いていました。

 

 

そんな中、2人で話し合い病院に行った末

 

発達障害(彼女の場合はADHD)と診断が下されました。

 

 

この時も、彼女に障害があるということへの衝撃より

 

これまでの点が一気に繋がった気がして

 

「ああ、やっぱり」と心底納得したのを覚えています。

 

 

と、同時に

 

「それならいろいろと対応策を練ることができる」

 

と、一筋の光が差した感じでした。

 

彼女自身も

 

今までの失敗がただの自分の人格の問題だったら...

 

と不安を感じていたため

 

診断を受けたことでショックより安心をしていました。

 

 

もちろん、これは僕達のケースであって

 

思いがけない診断を下されてショックを受けたり

 

受容するのに時間がかかる方もいると思います。

 

 

ただ、診断を受けることでメリットがあるとしたら

 

自分の現状を知ることで

 

「今後自分がどうしていけばいいか」

 

と対策を考えられることだと思います。

 

 

発達障害の方であれば

 

今は沢山の書籍が出版されていますし

 

SNS上にも同じ境遇の方が沢山いるので

 

そこでよりリアルな情報収集もできます。

 

「自分だけではない」という安心感も得られるかもしれません。

 

 

 

こんな風に、診断を受けることで

 

今後の対応や生き方を知る手がかりができるので

 

診断を受けることも決して悪いことばかりではないと思います。

 

 

困っていたことの原因や正体が分かるので

 

ほっとすることもあります。

 

 

 

もし今受診を悩んでいる方や

 

ご自身のお子さんを受診させるか否か迷っている方がいたら

 

こんな考え方もあることを頭の片隅に置いて検討してみて欲しいです。

 

 

 

今週も最後まで読んで頂きありがとうございました(^^)

 

来週もお待ちしています。