皆さんこんばんは。

もう甲子園の時期ですね。

 

高校野球はあまり詳しくないですが、

観ると夏!って感じがしてつい観てしまいます。

 

高校時代をあんな風に全力で生きれるってとても素晴らしいことですね。

 

 

 

 

さて、今週のお話です。

 

 

 

 

発達障害の方達と話すと、たまに

 

「そんなところも困ってるのか」と驚くことがあります。

 

 

僕達が普段困る様なところの、それ以前の段階でつまずきを感じ困っていることがあるんですよね。

 

 

 

例えば僕の彼女の場合。

 

 

困っていることを上手く言葉にできないがために

 

溜めに溜めて爆発!そしてパニック

 

ということが時々あります。

 

しかも「今なの!?」っていうタイミングでその波が来るので

 

こちらとしては困り果てることもあります。

 

 

なので、「困っていることがあったらその日のうちに話す」

 

これを我が家のルールにしました。

 

通常であればそれで解決に至ると思うのですが、ここからが一味違うところで

 

「そもそもどのタイミングで話せばいいのか分からない」

 

と話していました。

 

 

「今茶碗洗ってるし忙しいかな」

 

「今テレビ観てるし邪魔かな」

 

ソワソワ、ソワソワ...

 

そう思ってる間に時間が過ぎて結局言えないそうで。

 

 

タイミングを図ることがとてつもなく難しいことの様でした。

 

彼女の場合、困っていることを話す以前に

 

話すタイミングやきっかけを作ることが難しかったのです。

 

 

他人ならまだしも、4年近く連れ添った仲なのにそんなことがあるのか・・・とびっくりでした。

 

 

 

 

これは、一見すれば遠慮がちな性格と捉えられるかもしれませんが

 

見通しが立たないからこそ難しいのだと思います。

 

 

 

そう思い、2人の間では夕飯を作る時間を「お話の時間」としました。

 

毎日夕飯を作る時に、作業をしながらその日の困ったことを話し

 

最後はその日あったいいことを3つ言って、楽しく終わるようにする。

 

 

作業を介することで、変に深刻な感じにならなくて済みますし

 

話すタイミングを決めておくことで本人も見通しが立ち、話しやすくなった様でした。

 

 

また、不登校の子に関しては

 

学校に行くか行かないかということに困るという以前に、

 

学校に行くためのやる気を起こすところから困っているという子も多くいます。

 

 

 

これはほんの一例に過ぎませんが

 

ここから言えることは、やはり

 

こちらが意図している斜め上のところで彼らは苦しんでいるということです。

 

 

予想の斜め上をいっているので、正直汲み取ることは難しいです。

 

なので

 

困ったことにぶつかった時に、どうしたら過ごしやすくなるのかをその都度話し合っていくことが必要になってくると思います。

 

 

お互いに根気のいる作業ではありますが、お互いが快適に過ごしていくために不可欠な作業だと僕は思います。

 

 

また、話を聞く側も

 

「斜め上のところで困っていることもある」

 

と認識しておくことで、自分が当たり前と思ってできていることも

 

実は相手からしたらそうではないということがより深く認識できると思います。

 

 

そうすることで、自分の人間としての視野も広がっていくのではないかと思います。

 

 

 

僕もまだまだ「え、そこなの!?」とびっくりの連続の日々ではありますが

 

相手は相手で「え、普通は困らないの!?」と

 

お互いいい発見ができるので、そういう日々を楽しんでいきたいですね。

 

 

 

 

今週も最後まで読んで下さりありがとうございました。

 

また来週も宜しくお願いします(^-^)