こんばんは。

 

ここ1週間の間でブログの読者さんが増えたので、とても嬉しいです(^-^)

 

増えたことというより、このブログを読みたいと思ってくれる方がいてくれることが嬉しいです。

 

毎週気持ち新たに頑張ります。

 

 

 

 

さて、今週のお話です。

 

 

僕が子ども達とのセラピーの中で、テクニックとして使っている技法の1つにNLPというものがあります。

 

そのNLPには

 

「全ての人が毎日100%の力で生きている」

 

という前提があります。

 

 

最初これだけ聞いた時、

 

「嘘じゃん、絶対怠ける日もあるって。しかも毎日100%なんて無理があるでしょ」

 

と思い、あまりピンと来ていませんでした。笑

 

 

でも、本格的にセラピーをするようになった今

 

この言葉の意味がなんとなく分かるようになりました。

 

 

失敗したことがあっても、自分の中で怠けてしまったと思う日があっても

 

その日の本人にとってはそれが100%の力だったんだなと。

 

 

例え今日1日ぐだぐだしてしまって何もできていない様に見えても

 

それは何もできていなかったんじゃなくて、休息することが今日の自分の100%の力。

 

 

 

僕の場合であれば

 

責任者として職員のみんなにいろいろなことを教えていたとしても、実践では僕の方が上手く対応できないこともあります。

 

そういう時に、「自分は口だけの人間だな」と落ち込むことがあります。

 

ですが、先程の前提を当てはめれば

 

それが自分の今日の精一杯だったから仕方がないと考えられるようになります。

 

そして、「だから全く頑張らなかったわけではない」と思えるようになります。

 

 

 

人は不思議なもので、何か1つできないことがあると

 

「やっぱり自分はだめだ」

 

と、全てがだめで何一つできていない様に感じることがあります。

 

そして、「できない=頑張らなかったから」という錯覚に陥ることがあります。

 

 

 

この言葉は見事にその錯覚を打ち砕いてくれていますね。

 

そうすると、「自分は何も頑張っていないわけじゃなかったんだ」とホッとする人もいると思います。

 

 

 

そしてこの言葉は自分だけでなく他の誰にでも当てはまることだと思います。

 

そうなると、自分も相手も多少できないことや失敗があっても

 

その時はその時で自分なりに100%頑張った結果なんだから仕方ないと許せるようになります。

 

そして成功した時は、「100%の力で頑張ったからだ!」と

 

自分の頑張りを素直に認めることができるようになります。

 

 

 

これは発達障害の当事者の方達や、それに携わる方達にこそ必要なことかなと思います。

 

 

子どもと上手く関わることができなかったとしても、それはその時持ち得ていた自分の知識や経験をフルに使った上での結果ですし

 

当事者であれば、仕事や学校でミスをしてしまったとしても、その時の環境や状況に精一杯対応しようとした結果ですし

 

きっとそれぞれ手を抜いていたり怠けたからではなく

 

それぞれに今自分にとって必要なことをしようと頑張っているんだと思います。

 

 

なので、もしこの記事を読んで思うところがあるとしたら

 

こんな風な考え方もあると頭の隅に置いて生活してもらえたら嬉しいです。

 

もしかしたら心が救われるかもしれませんし

 

肩の力が少し抜けるかもしれません。

 

 

その1つの助けになればいいなと思います。

 

 

 

今週も最後まで読んで下さりありがとうございました(^^)

 

また来週も宜しくお願いします。