『栗きんとん』が食べたくなって、買ったのだけど、と母が言い出した。


 ちょうど自宅で、さつまいもをよく食べていた。


 炊飯器でさつまいもを炊いて食べていたし、

偶然にも粗ごししてきんとんを作ってみたりもしたのだった。


 だから“栗きんとん”の話しが出て、タイムリーだと思った。 


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 栗きんとんは、どうだった?そう聞いた。 


 母はすぐに答えた。 

 「栗が固くてね…口に残るというのか…」 


 「そうなんだね…。」 


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 そんなことがあり、ヒラメキを得た。 


 ひとつ試してみよう。栗の甘露煮ではなく、 

 よく売られている花豆の煮豆を代役に使ってみた。 





 きんとんには、粗く砕いた煮豆を合わせ、

蜜も加えた。


 味、舌触りがきんとんと馴染むと良いんだけれど。