実家に、週一で帰省しています。 


 所要時間は、片道4〜5時間。 

滞在時間の、前後8〜10時間が移動時間。

つまり、車を運転していることになります。



 自宅を午前〜昼過ぎに出たとすると、到着は夕方か、夜。


 その夜は一泊して、翌日のお昼前後には実家を出ます。


 持参した惣菜は、その日のうちに箸をつけてもらうこともありますし、僕が帰ったあとに両親は手をつけていると思います。







 札幌に戻る際。出た時間や道路事情により、時間がある時に(稀ですが)リサイクルショップを覗きます。


 自分の暮らす街にある店と比べると、品揃えも、価格帯も違う。


 目ぼしいもの見つけられませんし、正直なところ、高い。


 なので、いつも立ち寄る時は、期待はしていません。








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 日本の古い食器。それは、昭和レトロと呼ばれることもありますし、“ジャパニーズ・ヴィンテージ”と称されることもあります。


 いつの間にか、自分の手元にはそうしたものが集まった。 


 小銭を握り、店を覗き、自分のアンテナにピッとくる、良い感じで、手頃なものを手に取る。


 今日はヴィンテージを見つけてやろう、そう思ったことは一度もない。


 帰宅するとすぐに、連れ帰った戦利品を、洗う。


 これには、どんな料理が合うかな。

 どんな料理を盛りつけようかな。


 そう、洗いながら想いを巡らす。 






 数日後、Pinterestというサイト見ていると、

海外の人が、所有している食器を公開しているの見た。


 満面の笑みをたたえた人の写真が目に留まる。

一枚のジャパニーズ・ヴィンテージを手にしている写真だ。 


 それは、測らずも僕と持っているものと、同じだったりする。 


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 ヴィンテージを探し当てようとしたことは、ない。 


 そう書きました。


 古めかしく、もはや誰も使うことがなくなり、

“それ、いいね”などと言われることもない食器たち。


 それでも、自分にとってときめきをくれ、身の丈にあったものならば、価値を払いたい。






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 実家に帰った際に、求めた数枚の皿。 



1枚250円也。

やはり測らずも、それはヴィンテージだった。