今年、就職支援から学生支援に担当が変わり、まずやりたい仕事が学生同士の支援、ピア(仲間)サポート。先輩学生による後輩学生の支援です
4月から入学した1年生や留学生にとって、教職員にわからないことを尋ねるのは、かなり勇気がいりますよね。実際、学習サポート教室を準備しても、わからないことを聞きに来る学生はとても少ない
新学期の4月には間に合いませんでしたが、5月から動き始めました。告知が出遅れたので、先輩学生(ピアサポーター)からのメッセージ紹介文を学内に掲示したり、必修科目の時間にピアサポーターを紹介したり・・・。功を奏したのか、週2回の開催時間に毎回、1年生や留学生が訪ねてくるようになりました。これから口コミで広がってくれることを期待しています
ピアサポーターにも毎週研修会を行いました。留学生の現状、大学の教務や学園生活のしくみ、コミュニケーションの図り方、そして最終回はピアサポートの意義。ピアサポーターも毎回、毎回真剣です。最終回では他大学の取り組みを紹介したのち、
「あなたにとってのピアサポートとは?」→「どんなピアサポートをやりたいか?」→「新たなピアサポートを行うことで大学がどう変わるか?」→「理想とする大学の姿とは?」
対話(ダイアログ)を通じて意見を深めていきました
会話を聞いていると、ピアサポートに対する彼らの真剣さ、大学を思う気持ちの強さが伝わってきました。
・教えることが主体ではなく、上級生が学ぶ姿勢が大切
・目標を失いかけた1年生にもう1度、大学生活の意義を見い出してもらいたい
・ピアサポーターは特定の存在ではなく、自然の存在でありたい
・互いに声掛け合い、皆が横に繋がる大学にしたい 等々
最後に1冊の本として、タイトルとコンテンツも決まりました。これからのピアサポートが目指す姿です
こんな活動を大学の組織として取り組むのではなく、草の根的に広げていきたいと感じました。大学を良くしたい思いは教職員も学生も変わらないですし、学生のほうが身を持って体験している分、感性は鋭い
こうした考えに共感してもらえる教職員と学生が草の根的に始めた行動が、いつしか、大学の総意となるような活動を徐々に始めていきます
そう私に決意させてくれたピアサポーター達でした
