3月半ば、約20年勤めた会社を辞め、

新しい生活がスタートしました。

 

3月下旬の写真。退職して10日ぐらい経った頃ですね。桜が本当に美しかった! 

 

 

 

40代後半、そしてコロナ危機の中でのリスタート。

上司からは「なぜ、今?」と不思議がられ、

「もったいないよ」と慰留してくれました。

 

 

 

 

これまで、生活のほとんどを

会社と仕事のために費やしてきた人生だったので、

会社員を自分なんて、想像もできませんでした。

 

 

 

 

もう少しだけ時が過ぎれば良くなるはず…

これ以上の環境にはもう出会えないはず…

 

何年もの間、そう言い聞かせながら過ごしてきました。

 

 

 

 

 

 でも、あまりにも疲れてしまっていたのです。

心がスカスカになり、いつも何かを恐れ、

そして自分を責めていました。

 

 

 

 

 

 

先月、会社を辞めたとき、

人生でしたいことはもう何も無いと思いました。

 

ごくごく一部の、

私のことを受け入れてくれる人たち以外とは

話もしたくない。


ただ静かに年をとり、

みんなから自然と忘れ去られ、

ひっそりと死んでいくような、

そんな人生を望んでいました。

 

 

 

 

 

 

会社を辞めることで、

私の人生は小さな死を迎えたのです。

 

 

 

 

 

 しかし、その死は、

思いがけない転換点になりました。

 

仲間たちのはなむけの言葉を通じて、

これまでキラキラと輝いていた

自分の姿を知れました。


そして、ただ私でいればよいのだということことに

気付かれされました。

 

 

 

 

 

見えなかったものが見えはじめ、

会社員生活は、

懐かしい想いの溢れる大切な思い出になりました。

 

 

 

 

 

 

 会社を辞めて半月ほど。

 

私はずいぶんと元気になりました。

こうやって気持ちを表現できるほどに。

 

 

 

 

 

 

朝ごはんをつくり

洗濯をし、掃除をし

英会話の勉強をする…

そんなルーティーンがこつこつと繰り返され、

 

ミラーレスカメラを持ち歩いて

今という瞬間を切り取りながら過ごしています。

 

仕事をしたいな…という気持ちも芽生えてきました。

 

菜の花のようにのびのび生きていきたいな…!

 

 

 

 

 

今日は、撮影のためにちょっと遠出。

子供の遊び声や春の風を感じながら、このブログを開設しました。

 

木漏れ日が気持ちよい公園で、のんびり。

 

 

 

 

365日めぐっていく私の生活を、

このブログにしたためていきたいと思います。