オーストラリアでの就職って結構多くの人が苦戦してますよね。
多くの日本人は、英語が問題だと感じてると思うのだけど、それだけじゃないと僕は思う。
英語のスピーキングに問題がある場合は、仕事を得ることは難しいと思うけど、少なくとも面接にはいけると思う。
面接に呼ばれないってことは、英語じゃなくて、ジョブアプリケーションの質に問題があると思うのです。
僕も就職にはかなり苦戦した人の一人なんですが、僕の経験が読者の方の就活に役立てばと思い、ちょっとブログを書きます。
まず、日本と同じように就活してたらダメです。
日本では民間でも就活をしたことがあるのですが、日本だと面接までの道のりはそれほど難しくないと感じました。日本の場合だと、人柄重視の印象を受けましたが、オーストラリアでは、即戦力であることを証明しないと面接になかなかいけないと思います。
オーストラリアで就活をしている人で、数打てばあたると思ってる人もいるかと思いますが、僕の経験では、数を打ってもダメでした。
オーストラリアに来た最初の数か月は、かなり応募しましたが、ほとんど面接に呼ばれなかったです。
(そのときに、時間をもてあましてたので、移民法の勉強をしました。逆に、すぐに就職してたら、ビザエージェントの資格をとってなかったんだよね)
その後、大学の就職センターで履歴書を修正してもらい、書き方を教えてもらったら、目から鱗状態でした。
他の人に履歴書をチェックしてもらうのって大切だと思います。
就職センターの人に見てもらう前でも、自分の履歴書とカバーレターには結構自信を持っていたのですが、アドバイスをもらった後見直すと、かなり内容が最悪だったのを覚えてます。具体的に書けてなかったのです。
僕が就活で大切だと思ったことをちょこっと紹介しますね。
まず、採用の可能性のありそうなところを選ぶ。
可能性の低いところへの応募は時間の無駄だと感じました。
次に、そのポジションに対して、履歴書とカバーレターを作る。
履歴書やカバーレターの使いまわしは、採用担当者にはすぐにばれる。
カバーレターは1ページが望ましいですが、特に指定がない場合は2ページでも問題ないと思います。
履歴書は長くても問題ないです。
僕の履歴書は、4ページあります。
大学や政府で働きたい場合は、セレクションクライテリアを書く必要があるのですが、STARモデルにそって書く。
STARとは、
Situation(どのような状況で)
Task(どういう仕事に対して)
Action(どのような行動をし)
Result(どのような結果だったか)
の略で、全ての項目に対してSTARを具体的に書くことが、面接には呼ばれる最低条件。
最低条件って書きましたが、実際にSTARを全ての項目で書けたら、かなりの確率で面接までいけます。
逆に、essentialのところで、一つでもうまく書けなかったら、面接までいけません。
このSTARモデルってかなり重要で、以前、「経験が十分にある人たちでも、セレクションクライテリアをうまく書けてないがために、面接に呼ばれてない人ってかなりいる」と新聞のキャリアセクションで読んだことがあります。
次に、オーストラリアでは、ポジションに関連した経験があるほうが望ましい。
そこで、僕の場合は、州政府でボランティアを2か月ほどしました。
(驚いたのが、ボランティアをするのに面接が2回もあったことです。)
その後は、かなりの確率で面接までいけるようになりました。
後さ、オーストラリアでは、経験が重視されてるけど、新しい仕事をする場合って誰でも教えてもらえないとできないでしょ?
どんなに経験がある人でも、別の職場にいったら、そこのやり方を習うでしょ?
だから、未経験のポジションでも問題ない。
実際に採用されたらトレーニングを受けれる。
前の職場では、1か月ずっとトレーニングでした。
少しは役立つ情報を提供できたかな?
就活に関して、僕とは全然違った考えを持ってる人もいると思うけど、オーストラリアで就職した人の一意見として参考にしていただければと思います。