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ポメラニアン犬ファミリーのダイアリー

平成4年5月~平成24年3月まで、ポメラニアンを飼っていました。
親子で4匹になり、毎日楽しくにぎやかな家庭でしたが、
今年の3月に最後の犬(子)を天国に見送りました。
彼らとの想い出を綴ります。

$ポメラニアン犬ファミリーのダイアリー
僕の妻 ハッピーです
               パ パ になる
 
実は、僕の赤ちゃんがハッピーのおなかの中にいるのです。ラブラブだから・・。
僕たち犬は、六十日前後で出産を迎えるんだ。ハッピーが妊娠してから、なぜか毎日一回、ミルクが飲めるんだ。ママが、買ってきてくれるんだ。これが、すっごくおいしくて、僕もハッピーもぺロっと飲んじゃう。
一ヶ月が経った頃かな、ハッピーのお腹がどんどん大きくなってきた。それに、以前よりもっと甘えん坊になって、お腹が地面をすりそうなくらい大きくなってきたから、ママが、オーバーオールを毎日着て、その胸のところに、ハッピーがずぅっと入ってる。
ハッピーは、僕のそばよりも、ママの胸の中が安心するみたいだ。いつ見ても、眠ってる。
 そして、とうとう出産日。予定より早くなったみたい。ママは、お仕事があるから、ハッピーを気にしながら、出かけていった。
まさか、今日とは、思っていないようだ。
 ハッピーは、相変わらず良く寝てる。何時頃だろう、夕方になってる。
ママが、急いで帰ってきたように、玄関から一直線に、ハッピーの部屋へ行ってる。
「ハッピーえらかったねぇ。すごいね。よくがんばったね。」ママは、ハッピーを抱き上げて、いっぱいほめて、体をなでて、すごくうれしそうな声ではしゃいでいる。
もしかして、赤ちゃんがうまれたのかなぁ。僕の部屋からは、ハッピーの部屋が見えないんだよなぁ。あれぇ、ハッピーだけ、ミルクをもらって飲んでる。あっママが、何かタオルにつつんだものを持ってきた。赤ちゃんかなぁ。僕も見たいよぉ。ママ、見せて見せて。
僕は精一杯背伸びして、ママにうったえた。そしたら、ママが僕に気づいてくれて、赤ちゃんを見せてくれた。
えっ・・・。これが、僕とハッピーの赤ちゃん・・・。
まるで、ネズミみたいに小さくて、泣かないし、歩かないし、目も閉じたままだし。なんかがっかりだぁ。ミルクを飲み終わったハッピーが、僕に怒ってる。僕は何もしていないのに、ただ赤ちゃんを 、見せてもらっただけなのに。
でも、どうやって赤ちゃんを 生んだんだろう。僕は、全然分からなかった。すごいなぁハッピーは。
それに、二匹も生んでるし・・・。今日から、又一段とにぎやかになるんだろうなぁ。
パパ、早く帰ってこないかなぁ。ママは、ハッピーばかり抱っこしてるし、ママが台所に行ったと思ったら、ハッピーは赤ちゃんにお乳を飲ませてるし、僕が近寄ったら、ハッピーは、怒るし、僕は誰と遊べはいいんだろう。
パパ早く帰ってきてよぅ。
 
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