ももえる@3歳


ある日、私が悶々と悩んでいた。
考えても仕方がないけど、考えずにはいられない・・・っていう迷宮をさまよっていたところで、ももえるが横にやってきて一言。

「あのね。運命ってのがあるんだよ。」

固まる私。
一体何を言い出すのか。
何を知っているのか。
コワイ。


「辛くても運命は変えられないんだよ。」

え・・・。


硬直している間にも続くももえるの言葉。

「ポニョはお魚で泳げるから海に戻ったんだよ。」
なんだ・・・ポニョの小芝居か。
お正月の車移動中ひたすら見ていて覚えたんだな。
しかし、なんでそのフレーズやねん。
タイムリーすぎでこわいわ。


「んー、でも運命だから仕方ないのかー。。。」と思考に区切りをつけてももえると遊ぶw
時々子供は侮れない。


それ以来、そのフレーズを言ったときの大人の反応が面白いらしく、しばしば登場。
私の無駄な思考を打ち切る役割も果たしている。



こないだはくろえるに言ってた。
くろえるも一瞬「は?」って顔していたが、ポニョが出てきた瞬間に爆笑。
笑ってもらえてうれしくなったらしく、ももえるは「運命は変えられない」がしょっちゅう会話に出てくる哲学者もどきに。


そういう私は、宿命は変えられないけど、困難だけど運命は変えられると思ってる。
北斗の拳だっけか?聖闘士星矢だっけか?