今日は保育園見学。

私立の認定保育園。CTM園。


すでにひとつの園に予約金を払っているので行くのを辞めようかと何度も思ったのだが、

予約を取り消すのも面倒くさいし、良い出会いがあることを期待して行くことにした。


が、外は雨。そしてすごく寒い。

一瞬ひるんだが、ももえるを抱っこしてコートを羽織ったらちょっとテンションあがった。

赤ちゃん抱っこしているとあったかいんだよねー。

幸せ気分~。(重いけど)。


徒歩だとちょっと距離があるのだけど、がんばってトコトコ歩いて目的地付近に行ったのだが・・・

ないっ!?

地図に書いてあった保育園がなーーーーーい!!

あっちへうろうろ。こっちへうろうろ。

通りがかりの人に聞いても知らないという答えばかり。

なんでーーー(泣


仕方ないので、園に電話してみたら、

なんと園は数年前に移転していて、私は前の園へ向かっていたようだ。

そりゃあるわけないわ。


電話に出てくれた保育士さんは丁寧に場所を説明してくれたのだけど、たどり着ける自信が全然ない・・・

半泣きで「がんばります・・・でも、ダメだったらもう一度電話していいですか?」と聞いたら、

さわやかに「いいですよ!」と言ってくださった。

いい人だ。ジーン。


頑張って歩いたらその人の言ったとおりの場所に保育園はあった。

ちゃんとたどり着けた。良かった。



中に入ると、子供たちの遊ぶ声。

ドタバタの足音ですごくにぎやか。

部屋をのぞいてみると、新聞紙で遊んでいるみたいで、新聞が散乱!

みんなすごく元気で楽しそう!



保育園は、1歳過ぎまでの子がのんびりすごしている2階と、

それ以上の子がすごしている1階に別れている。

1階は2部屋あり、この日は新聞で遊んでいる小さい子と、

ハロウィンの衣装作りをしている大きい子に分かれていた。


1階はすごい元気なのでこの状況についていけるようになったら2階から1階へ降りてくるらしい。

2階は静かでほのぼののんびりといった雰囲気で、小さい子がゆったりすごせるように配慮されている。


この保育園の特色は、

とにかく、押し付けないこと。

すべて遊びの中から自分で習得するということを大切にしている。


プールも入りたくなければ入らなくてもいい。

連れてはいくけど、見ていたければ見ていてもいい。

オムツもはずしたくなければはずさなくてもいい。

トイレに行きたいそぶりを見せたら、サポートしてあげる。

こどもがやりたいように、興味の向くまま、伸ばしてあげるという感じ。


園長先生が言うには、やりたくないことを押し付けられるとその時間は苦痛なものになってしまう。

子供には子供の世界があり、子供同士影響しあって成長して行くのを、危なくないように見守るということのようだ。


子供にとことん付き合う方針のため、先生の数も多い。

公園に遊びに行く時に、よちよち歩きたい子に付き合ってあげたり、

保育園に入ったばかりで泣いている子の横にずっといてあげたりするんだって。


園庭はないけれど、「歩け歩け」がモットーなので、遠い公園にも平気で遊びに行く。

小さい子も歩ける子は歩く。

歩けない子はバギーで。

とにかく外へ。


夏はエアコンはつけるけど、窓は全開。

水遊びしつつ、夏らしく夏を乗り切るようだ。

こどももそれで休んだりすることもなく、重度のあせもになることもなく、元気に夏を乗り切ったらしい。

子供はいいとしても、先生大変・・・・・・・。

自分が保育士だったら、冷暖房完備の園で働きたいような気が・・・。

がんばれ!先生。


全体的に行事は多そう。

運動会は近くの中学校の体育館を借りて。

でも、運動会のための練習はしない。

毎日の遊びの中で習得したことをやる。


お片づけも、「片付けなさい!」ではなく、

「赤色のものを集めようね!」とか、

「新聞をビニール袋に入れてボールを作ろう!」とか、

とにかく遊びのなかで片付ける。


すべて遊びの中からということで徹底している。


とっても楽しそう。

こどもたちののびのび元気な理由はこういう方針から来ているんだなーと思った。



飲み薬・塗り薬は対応可。

来た時点で37度を越している場合は基本的に預からない。

昼間にあがった熱については、元気であれば38度を越したら連絡。

ママの仕事の都合なども考慮して、寝かせておいてくれたりもするよう。

働くママに「今すぐ来いっ!」と言ったりしない。


オムツは紙おむつ。

1パックを預けておいて、なくなりそうになったら連絡帳でお知らせ。


とにかく遊びが主体なので、お稽古事なんかはなし。

でも、大きくなったらプールへは行くようだ。


完全給食。

お昼ごはんは手作り。

おやつは、フルーツやパン、市販のお菓子など。


持ち物はとにかくお着替えたくさん!

やりたいことをやりたいようにやらせるので、汚れても良い服が必須。

その他、お昼寝用のバスタオル、エプロン、ガーゼ、タオル、お着替え・・・


こどもたちは、遊んでいるときもガーゼをマントのようにつけており、

鼻水が出るとそれでさっとふいてもらえるんだそうだ。

ティッシュは鼻の下がガビガビになってしまうので、ガーゼでふく。



慣らし保育は3月中に2日!

4月1日から仕事復帰可能。

2日って少ない!

普通1週間~2週間なのに2日!

大丈夫なのか不安になるくらいだけど、

ママが仕事へ行くという緊張感はこどもにも伝わるらしく、その方がこどもも状況を受け入れてくれるらしい。

泣きまくりだけど、それでも少しずつ慣れていくのに、先生がじっくり付き合ってくれるからこそ、2日という短期間が実現できるのだろうと思う。



空きは、公立への転園具合により変わってくるとのこと。

今後の予定としては、

1週間くらいで申込書を提出。

年内に入れるかどうかを電話で回答。

予約金2万円で席を確保。

その後別の園に入ったとしても、予約金の返還はできない。



全体的にすごく好きだ。

好きだけど、家から遠いし、すでに決めた園を覆すほどのことはなかったので、申し込みはしないつもり。

(先にこの園の見学をしていたら、申し込みしたけど)。




でも、この園はももえるが気に入ったみたいw

しばらくはママの傍で遊び、

次に横にあった本棚を物色して本を開いて遊び、

次に園長先生のところへ行って遊び、

さらに先生が子供部屋の柵をあけてくれたところ、子供たちの中へハイハイしていった。

0歳チャンののんびり部屋じゃなくて、ドタバタの部屋の中ですぜ?


どきどきしながら見守っていると、部屋の中をちょっと探検してすぐに帰ってきた。

気にはなるけど怖いってところかな~と抱っこしてあげると、しばらくするとまたハイハイで再チャレンジ。

壁際に座っていたお兄ちゃん3人組の頭を次々にナデナデ。

(上手にナデナデできないので、ペンペンになっていたりもするのだが・・・)


わお!

我が娘ながらやるね~~~。


お兄ちゃんたちも慣れたもんでももえるをナデナデ。

女の子たちも集まってきてたちまちアイドルに。。。


一緒にいたママさんたちも驚き顔。

私は、先生がいるから大丈夫だよね・・・と思いつつも、ハラハラドキドキ。

たくましくなった娘にうれしいやら驚くやら。


ご飯の準備の時間になったので、ママのところへ戻るように促され、

ニコニコの顔でハイハイして戻ってきたのだった。