長かった挙式シリーズも最終話を迎えました。
「うん・・・がんばったなぁ・・・あたし・・・」という気持ちと
「挙式楽しかったなぁ・・・」という気持ちでほんわかしてます。
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チャペルの扉の前に立つ。
緊張してきちゃった気がす・・・
姪っ子 「緊張してきちゃった!!!」
先越された( ̄▽ ̄;)!!
未来ちゃん「あたしも~~~~(≧∇≦)!!」
姪っ子 「どうしよぉぉ~~~~(≧∇≦)」
しろえる 「だいじょうぶだって(*^-^)ニコ」
自分も緊張していたはずが、いつの間にかなだめ役に転向。
子供パワーはすごい。
「ちゃんとできるのかなー?」
「どれくらいの速さで歩いたらいいの?」
「お花はどれくらい?」
「どうやって投げるの?」
「あ~~~、緊張する~~~~~(≧∇≦)」
若くて美人の介添えさんを質問攻め(^▽^;)
子供たちのドキドキワクワクは最高潮に達しているようで、
見ているだけで楽しくて、自分の緊張はすっかり忘れていた。
そして、とうとうチャペルの扉が開く。
最初にフラワーガールが花びらをまきながら歩いていく。
後ろから「大丈夫かなー?」と見守り、すっかり気分は保護者。
2人とも緊張しつつも上手にお役目をこなしているようだった。よかった。。。
そして、フラワーガールに気を取られて忘れていたが自分の番・・・( ̄ー ̄;
父親とチャペルに入る。
礼をしようとすると、父親・・・そのままスタスタ歩いていく・・・
「お父さん、礼!!」
「あ、そっか」
出だしからずっこけ気味の私たち。
最初、まっすぐ前を向いて歩いていたのだが、
ふと・・・「前見てていいんだっけ???」と不安になる。
「下向くもの???」と思ったため、とりあえず下を向いてみる。
「いや・・・でも・・・そんなに下ばっかりみていていいんだっけ・・・?」
ちょっと顔を上げる。
人がいっぱい目に入る・・・
ひ、ひぇ~~~~~~(@@
挙動不審な新婦ここにあり。
もう頭は真っ白。
たぶん目は相当泳いでいたはずだ。
うひゃぁぁ~~~
*+※@-#%&!?※~~~~(@@
もはや、この世の住人とはかけ離れた思考状態。
(何も考えられないとも言う・・・)
しろえる、クラッシュ!
その時、
「しろえるちゃんステキー♪」
と黄色い声援・・・(^▽^;)
声でわかる・・・澄ちゃん先輩だ。
思わず笑ってしまう私。
いっせいにたかれるフラッシュ。
ひぇぇ~~~~(@@
今まで色々な結婚式に出席した私も、バージンロードで黄色い声援を受ける花嫁は見たことない・・・。
だが、この声援のおかげで緊張のあまり遠い世界へ旅立ちそうになっていた私も、見事現世へ復活。
静まり返り緊張した雰囲気のチャペル内にも暖かい空気が流れたような気がした。
私にとってはまさに、救いの神だった。
この黄色い声援で和んだチャペルの雰囲気・・・
これが私たちの挙式を方向付けたような気がする。
バージンロードから祭壇に上がり、普通に挙式はスタートしたのだが、ハプニング続出。
キリスト式だというのに、会場中からの爆笑は巻き起こるわ、声援(?)は飛ぶわ・・・(^▽^;)
ジョン先生がまたいい味を出してくれたため、すっかり楽しい挙式となってしまった。
おかげで、各方面から「泣き予言」をされていた私だったが、挙式中笑いっぱなしだった。
笑いが止められず、真面目なシーンですら肩震わせて笑っていたくらいだ・・・。
前を向いていたからみんなには顔を見られなかったと思うが、肩が震えていたのでばれちゃったかも。
そして、バタバタながらもなんとか神様の前で結ばれた私たち。
最後はゲストからのフラワー&フェザーシャワーで祝福されて退場♪
このフェザーシャワーは私の内職の産物のひとつ。
フェザーにビーズをくっつけたものを、フラワーシャワーに混ぜておいたのだ。
最後くらい美しく決まるかと思ったら、フェザーが私の鼻の下に着地。
「ぶほっ!」
「きゃー、くろえるまってー」
右手はブーケを持っていたため、
くろえるを引き寄せくろえるの腕につかまっている左手でフェザーを取る。
「なにやってんの!?」とくろえる。
まわりにいた友達はまた爆笑。
最初から最後まで笑いで締めくくることができ、芸人としての天性の才能を感じた挙式となった。