映画を見て来ました。
一回限りの上映でした。


オラファー・エリアソン
現代美術アーティスト

最近では、本年の横浜トリエンナーレでも出品がありました。



確か緑のライトと、温風機のようなライトがあったなあと覚えています。

また、ワークショップも行われていましたが、ちょうど真ん中のあたりで疲れててほぼスルー状態。

そんな、デンマーク出身のオラファー・エリアソンの2009年の映画

これが予告編
他の作品も取り上げられています。
『ザ・ニューヨークシティ・ウォーター フォールズ』
ニューヨークに滝、予算は17億円、桁が違う。空間を作り出す感覚というか、ホームページから言葉を借りると

「体感する”とは、環境に対する感度を上げるということです。手を濡らした感覚と濡らす想像とは違うように」

つまり、ニューヨークのイーストリバーに滝が見える、滝の音が聞こえる、近くに行きしぶきを感じる、そこにあるはずが無いのに、滝が現れたらさて、あなたはどう思うか、が最も簡単な問いかなと。

さてさて、現実的には
これ、経済効果は75億円、そのあたりはどうなのでしようか?アメリカらしいコメントだなと。

しかし、彼もギブアップしそうになった様子。ラッキーにと、実現することに。
テストの段階では、故障で一晩経過しても水が出なかった時の「一晩待たなきゃ」が、冗談から正夢になり(笑)

更に、オラファーがスクリーン越しに行う視覚的実験
映画を照明だと捉えたりは笑えるし、また驚きでもありました。

上映後には、SHIMURAbros(シムラブロス)のケンタロウさんのトークショー。彼と姉であり、ユニットの相棒のユカさんと2014年より、スタジオ ・オラファー・エリアソンの研究員となっており、現在のオラファーの様子やスタジオの様子の紹介がありました。

どんなハードな仕事なのかと思ってたら、そうでも無いこと、また、スタッフ構成員も映画では20人程度から、かなり人数が増えているとのこと。
ランチはコミュニケーションの良い機会で、一緒に取られるとのこと。
日本食も出てくるらしい。
日本を始め、アーティストはアジアカルチャーに影響を受けている事からも、自然な事だとか。

渋谷 アップリンクにてのイベントでした。