見てきました。
公開直後です。

葛飾北斎の娘のお栄が主人公のアニメです。
言わずとしてた有名浮世絵師です。なのでこの映画、 美術ファン的には外せないかなと。
タイトルの百日紅の花が鮮やかなに背景を飾ります。

以前読んだ小説に比べると、まろやかなストーリーで、少し物足りないかな、個人的には。
お栄の顔もスタイルも美しく
小説では、がに股、眉毛が太くで、さばさばして、ぶっきらぼう、とのことでしたが、
スタイルのみは違いましたね。

声優は、お栄:杏、北斎:松重豊、北斎の弟子:濱田岳、北斎の妻:美保純、と実写版にしてもよいのかな、と。

江戸の町、吉原、当時の風俗を織り交ぜながら、話が進み、応為も北斎の人となりも含めて本当にそうだったんだろうなと、思わせてくれます。

妹との交流、心暖まるだけに、最後が辛いです。

百日紅のイメージが後に爽やかに残ります。エアコン無い時代ながら、清涼感溢れて。
エンディングテーマ曲は、椎名林檎で締めてくれました。

あ、お栄、応為(版画展覧会では、そう呼ばれてる)って劇中も呼ばれてるのかと思ってたら、お栄だった(笑)まー似てるか。