「お客様第一!!」「お客様のために!!」

 

こう書くとどうも胡散臭く感じるのは私だけでしょうか?商売は過程がどうあれ、

最終的にその利潤で自らの生活を支えるという現実があり、「なんだかんだ言っ

ても結局自分の為なんじゃないの?」という気持ちがそうさせるのかもしれませ

ん。

商売をしていると、いろいろな人物が登場します。社員の皆さん、お客様はもち

ろんですし、外注先、仕入先、そしてライバルも登場します。そこで商売におい

てどうしても必要な人物はだれかと考えてみると、外注先さんがもしいなかった

としても、自社で何とか加工すれば商売になります。もし仕入先さんがなかった

としても、工賃請負で加工すれば商売にはなります。ライバルについては・・・、

いなかったらいいのに、といつも願っています(笑)。

(これは突き詰めたらの話で、現実の弊社は外注先さん、仕入先さんの皆さまに

お世話になって成り立っています。いつもありがとうございます!!m(__)m

では、社員はどうでしょうか?もし、自動販売機をおいて、自動的に商売できた

らどうでしょう?本質的に「商売」を突き詰めて考えると、社員さえ必要のない

「商売」は存在します。しかし、お客様だけは、その存在がなければ絶対に商売

は成り立ちません。であるならお客様が「商売」の原点に間違いありません。

弊社の経営理念は、「みんながよくなる。」です。まずは、ここにいる社員、私も

含めた社員たちがよくなろう、という意味を込めた理念です。しかし「みんなが

よくなる。」という事だけをを目的としてとらえると間違った方向に進みかねま

せん。株で儲けるのもいいでしょうし、他の儲かりそうな商売に手を出してもい

い。一時的に儲けるだけならば、犯罪に手をそめるという手段もあるはずです。

しかし、そこには一貫性がありませんし、わが社独自の付加価値がありません。

ですから、やはり我々の仕事の目的は「お客様への貢献」になるべきだと思いま

す。そのことを目的としたときに、いかに仕事をするべきかが見えてくるはずで

す。

「すべてはお客様からうまれる。」という立場に立って頑張ろう!!

・・・と書いている自分にまだまだ胡散臭さを感じます。修業がまだまだ足りな

いようです・・・。