2回目・・・今回は『インドネシアでの仕事』をお届けします。
鉄骨総重量は約1万トン。いつもの我々では考えられない重量
ですがこの量を加工するため4社の工場に分散させて製作して
います。このプロジェクトでの主な仕事は・・・・
1.図面のチェック
2.ファブの製作管理
3.工程管理
の3つになります。
1.図面のチェックは工場からの一般図と単品図のチェックです。
しかしこの図面、描き方が日本と違いとても解りずらい・・・・。ご
ちゃごちゃし過ぎていて、どこから寸法を追っているのかも全く
解らない・・・。はっきり言ってブラケットの位置や板の位置なん
て図面から確認できないものもしばしばでした。
2.ファブの製作管理ですが、ここインドネシアに限ったことではな
いと思いますが、日本と鉄骨の文化が違うので、組立溶接、エン
ドタブ、裏当、開先加工など基本的なところから確認していくよう
にしてきました。今までエンドタブや裏当なんて付けたことがない
そうで、つけ方や組立溶接の方法など毎日毎日直してもらってま
した。その甲斐あって今では非常に上手くなってきて・・・・なあん
てことはなく未だに注意してます。自分の努力不足です。(ホント
にそうかと疑いつつ・・・)