6月初より弊社工場の検査担当を”専任”にしました。今までは工場加工と
兼務していたのですが、中途で経験者が入社したのを機会に専属で行えるよ
うにしたものです。
その目的は、
1・社内加工品質の向上
特に今まで目が届きにくかった(検査表に実測記載のない)隅肉溶接の
品質向上。
2・外注加工品の品質向上
社内基準の違い等による品質管理方法、レベルの違いの均一化。
3・検査外注費の削減
検査外注費の削減とともに、検査待ちによるロスタイムの削減。
4・間違いによるロスの削減。
間違いの手直し削減及び現場手直しを極力減らしお客様に信頼いただけ
る製品品質の実現。
5・社内検査のレベルアップ
検査専任による経験の蓄積。検査手法の標準化。
上記5つを向上、実現することです。
ほかのことがどんなにうまくいったとしても、製品の品質が悪くては製造工
場としては存在価値がありません。まずはここから・・です。
また、同時に企業としてはコスト削減も同時に行わなくてはなりません。自
分たちのために、そしてお客様に選んでいただけるように。
遅ればせながらの検査の専任ですが、少しづつ一歩一歩向上させていきたい
と思います。