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ユーミン「ひこうき雲」、
ジッタリンジン「夏祭り」、
ファンモン「あとひとつ」。
あれ、夏祭りってもしかして、ジッタリンジンではなくWhiteberryという認識なのかしら…
それは不愉快だわ。夏祭りといえばジッタリンジン、JITTERIN' JINN だろっ!!変換すら出ない…。
真面目な長男はごそごそとあたしのMDやCDから探しだして歌詞みながら歌の練習をしている。
ユーミンとジッタリンジンはあったから。
そして長男が言う。
「ねえ、お母さん。まさかとは思うけど、うちにファンモンなんてないよね!?」
…なんか、その言い方に爆笑(笑)
我が家ではかからない人達の曲だから、そんな尋ね方になったんだろうけど。
ちなみにグリーーーーン、とかもうちにはございません。アイドル系もきゃりーちゃんだけね♪
あ、昔のアイドルはいっぱいあるよ、ジュリー・聖子ちゃん・堀ちえみ……
長男は昨日で11歳になりました。
身長は誕生時の約3倍、体重は約14倍になりました(笑)
長男の出産二日前に、スピッツの「三日月ロック」というアルバムが出ました。
ぐにゃぐにゃの小さな生き物を抱きながら、なんだか大変なモノを産んでしまった…と不安に押し潰されそうになった毎日を、このアルバムが支えてくれました。
次男出産日前後には、「スーベニア」というアルバムが出ました。
こちらの「春の歌」という曲がもう、とにかくあたしの中での、次男のテーマソング的な役割になってまして。
一人産んで育てている分、余裕ができていたので、とにかく次男の新生児時期はかわいくてかわいくてかわいくてたまらなかったなぁ~(*≧∀≦*)
振り向くとそこでぽちょっと生きている感じが。
じーっとこちらの動きを見つめてて、近寄ってかまってあげると大興奮な、その存在が。
毎年毎年アルバムをリリースするわけじゃないスピッツだけに、こういう人生の節目にアルバムリリースが重なった事が嬉しくて、いつも遠くから応援してもらってるような気分にさせてくれます、スピッツ。
そのスピッツが、先日ニューアルバムをリリースしました。
「小さな生き物」。
11年前の小さな生き物が、こんなに大きくなって、今一緒に「スピッツいいよねー♪」とか言いながら聴いているという、幸せ。
これからもずっとあたしの人生に、息子の人生に、寄り添うように続いて欲しいです。
ちなみに最近息子たちがよくハナウタで歌うのは…
★KANA-BOON
★SEKAI NO OWARI
★モーモールルギャバン
★MONOBRIGHT
★andymori
★フジファブリック
…母親の与える影響って大きいですね(笑)
Android携帯からの投稿
世界でいちばん大好きな声の持ち主であるandymori の壮平くんが飛び降りて怪我をして、前月末、無事退院しましたね♪
6月下旬に彼等のアルバムが出て、あたしがそのアルバムを聴いたのは壮平くんが飛び降りた後だったんだけど。
泣かないで聴くことがどうしてもできない程、彼とつながった楽曲ばかりで、子供たちにも心配されるし、気軽に聴けないしで大変だった。
中でも、4月に初めていったライブで初めて聴いた「teen's」が突き刺さって…
ライブでも涙が出たけれど、音源で聴くともうたまらなくなってしまって。
http://www.youtube.com/watch?v=9Gw1hYfdtuc
歌詞、こちらです。http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=148482
この曲を作ったのはまだデビューする前だったそうで。
最初の頃は気恥ずかしくてアルバムに入れられなかったと。
でも最後のアルバムに、入れてくれた。
こんな素晴らしい曲を作る小山田少年を、あたしはもっともっと知りたいと思った。
どうして脱法ハーブなんかやっちゃったり、高いところから飛び降りたりしてしまったのか、知りたいと思った。
もちろん、本人じゃないんだから、ちゃんとわかるはずもないけれど。
ラストファンファーレ、という、MUSICAのこれまでのインタビュー本を読みまくり。
辿りついたのが、小山田咲子さんの「えいやっ!と飛び出すあの一瞬を愛してる」という本。
これは、壮平くんのお姉さんのブログをご両親が出版した本なんですね。
咲子さんは24歳で、海外で交通事故に遭って亡くなっています。
その時壮平くんは21歳。大学生の時でした。
最初に壮平くんの年表のようなものに吸い込まれるように触れたあとに、
咲子さんの年表のようなブログに触れた時。
そこにぽっと、咲子さんからみた壮平君が登場する。
あたしにとってそれはまるで、パラレルワールドのようで。
あたしの思っていた、繊細で悲しそうで自虐的で、でも博愛で頭のいい壮平くんとは違う、おっとりとした可愛らしい壮平くんがそこには生きていて。
壮平くんは、お姉さんのことを好きだったんだろうなぁと思った。
お姉さんが壮平くんのことを好きだったように。
その存在をある日失うということは、一体どういうことなんだろう。
少し想像しただけでも涙が止まらなくなる。
親御さんの気持ちは、どの悲しみは、どれほどだっただろう。
ましてや、今度は壮平くんまでもが飛び降りてしまうようなことになってしまって・・・・・。
ああ、もう完全に、母親目線。(笑)
1人でいるのが苦しいのなら、なんならうちに来たらいいのに。
長男、みたいなかんじでね。こき使うから、そうやって気を紛らせてくれたらいいのに。
で、子供達が学校に行ってる時間には、一緒にドライブに行ったり、スーパーに買い物に行ったり。
帰りにDVDとかレンタルしてきて、昼ごはんのあとにお茶飲みながら一緒に見たりして。
↑もう完全にイカレた妄想になっちゃってますけど。しかも母親って感じじゃなくなってるし(笑)
生きてほしいんです。
ファンの中には、自分達がどれほどライブを楽しみにしてたか・・・・それをキャンセルするようなことして許せない、とかいう意見もあったと思うんです。
まともな精神で考えればもれがもちろん普通なんですけど。
病んでしまったとしたら、当たり前が当たり前じゃなくなってしまうから。
それが弱さでも、なんでもいい。仕方ない。
あたしは治ってほしいと思った。
ちゃんと生きてほしいと思ったのです。
音楽がもうイヤならそれでいい。
心を体を、健康を取り戻して、そのうえで、毎日ちゃんと用意されている小さい幸せを噛みしめながら、生きてほしいと思うのです。
あの、細長い芸術的なバランスの骨格が、あちこち骨折してしまったのは、骨格好きのあたしとしてはたまらなく切ないことでした。
そして世界一好きな壮平くんの声がこのままもう聴けなくなるなんて信じられない、と思いました。
でも退院のコメントで彼は、ちゃんとライブをやりたい、と言ってくれました。
あたしはそれを応援したいし、待ちたいと思いました。
ミクシィのコミュで、壮平くんに千羽鶴を送ろう、というイベントが開催されていて。
ちょうどあたしはそれを知った時、泣きながらアルバムを聴いて仕事をしている日々だったので、とにかくこの気持ちを、元気になって生きてほしいと思っているこの気持ちを、伝えられるものなら・・・・という一心で参加させてもらいました。
鶴を百羽。
息子達も手伝ってくれました。
あたしの様子がおかしいのでいろいろ聞いてくるもんで、あたしはTEEN'Sを歌詞カードを見せながら聴かせました。
じっと歌詞カードを読みながら、ほんとうに食い入るように聞いていました。
そして感想を教えてくれました。
ここが感動した、とか、ここはどうしてだろう、とか。
恥ずかしくてもみっともなくても間違ってるかも知れなくても、思ったことをちゃんと表現している歌や詩というのは、人の心を揺さぶるんだね、とあたしは言いました。
そしてそういうものがお母さんは大好きなんだ、とも。
壮平くん。
また聴かせてね、その歌。
どんなに危なっかしくても、キライになれないよ。
大好きだよ。
壮平くんが所沢に住んでいた頃・・・・・あたしはもう嫁にきていたんだなぁ!
どこかですれ違っていたのかもしれないよなぁ!!
グロリアス軽トラで歌った「所沢の空の下」のどこかに、あたしも暮らしていたことが嬉しい。
そして今も暮らしているから。
これ以上が見つからないくらい、壮平くんの声が、世界でイチバン好きです。
その、「少しずつ」というのが、人によって感じ方が違うこともわかった。
できたことが、できなくなっていく。
子供の逆だ。
できなくなっていくんだ。
どれだけもどかしいだろう、それって。
そんな自分の体の変化に、どんな心持ちでそれを受け止めたら、まえむきに頑張ろうなんて気持ちになれるんだろう。
義父が、余命を宣告されて、2ヶ月経ちました。
夏までもつかどうか、と。
もう治療ができないところまできています、と。
肺からの転移は、首のあたり。
そんなこと言ったって、意外と人って前向きに頑張ったら少し良くなったりするじゃん♪とか
周りにいるあたしたちまで具合が悪くなってたらよくないから、明るく受け止めて一緒に頑張りましょうよ♪とか
告知当初の義父のいつも通りさを見て、あたしは時々そんな風に言ったり思ったりしていたけれど。
日に日に細くなる体や
息をするときの苦しそうな音や
歩くのもよたよたの状態なのに、3時になると孫達(うちの子も含む)の下校見守りボランティアに必ず行ってくれる後ろ姿や
驚くような量の薬を口に運ぶ指や
「最近は声が出なくなってきたんだよなぁ」とぼやいた、はっきりと違う、全然今までのあたしの知ってる義父さんのじゃないその声を。
その変化を毎日間近で受け止めている義母と、本人の気持ちを想像しただけで…自分が2ヶ月前に言った言葉を恥じている。
明るくなんかなれるわけがないだろうよ。
泣いてスッキリするんならもう、とっくにスッキリしてる頃だよ。
戸惑っている。
みんながみんな、戸惑っている。
諦めて割り切って、一分一秒を愛おしい気持ちで迎えるような心境まで、あとどのくらい時間が必要なんだろう。
義父さん、死なないで…!
明日はそんな義父の監督のもと、我が家のお茶畑のお茶摘みです。
義父と一緒のお茶摘み、どうかまだあと何回も続きますように。
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