外車等のコンピューターの書き換えを専門にしてくれる会社を紹介して頂き、早速連絡をとってみました。


最初はいわゆるイモビライザー系のトラブルかと思い、CASシステムの再構築をお願いするつもりで症状を伝えていたんですが、合間でふとその会社のHPの過去の事例を見ていると、自分のBMWの後期型に使われているミッションのことが載っていました。


中古ミッションに載せ替えるとギアが全く入らなくなるという事。


ATの不具合では、ディーラーだと新品ミッションに載せ替えて100万円以上の見積もりが出るらしいですが、こちらの会社のICチップの書き換えで作業で中古ミッションが使用できるようになるという事でした。


そのページによると、2007年以降はミッションの識別番号が登録されているという事ですが、自分のも2011年式。症状は違えど、同じように、盗難防止措置か、はたまたディーラーさんのお金儲けのためか分かりませんが、中古ミッションはそのまま使えないのではないかと。


もう一度エンジンがかからなくなった経緯を先方に詳しく説明すると、その可能性はあるということで、基盤の書き換えが可能かどうか調べるために基盤の部品番号を調べてくれと言われました。


早速朝からバルブボディを分解。


あわよくば基盤だけを移植しようかと思ったんですが、リペットで止めてあったり、内部で半田付けしてあり、分解はできませんでした。しかもICチップが入ってるであろう場所は念入りに密閉されています。


基盤にくっついてるソレノイドバルブが壊れている可能性が高いので、切り離す必要があるのですが、自分の力ではこれ以上は無理。やっぱりICの中身を同期してもらうひつようがありそうです。


その基盤の所在は写真の手前に写ってる四角いシルバーの所↓





これ以上はどうにも手に合えないと連絡してみると、そのまま送ってくれれば大丈夫という事でした。


まずは、記録が読み込みが可能かチェックしてもらい、問題なければ今使ってるものにそれを同期させるようです。


うまくいけば良いのですが...