現在ノーマルに近い状態に戻してます。

 

自分のピストンとシリンダーは1mmオーバーサイズ。で、ヘッド面研して圧縮比もあげてます。

 

以前リードバルブ仕様に変える前に、ヘッドガスケットから漏れがあったので、タフピッチ銅でガスケットを製作することに。

 

 

純正ガスケットはボルト穴が少し大きめに作られていて、組んでいる途中に微妙にセンターがずれます。

なので今回の穴の大きさはボルトと同じ10mmで。シリンダーときっちり合うように調整してみました。

 

旋盤でシリンダーの穴を開けた後で、ボルト穴を開け、レンジで焼きなまし。

 

 

ちょっと目を離した隙に真っ赤になってました。やりすぎかな?

 

冷めたところで、真っ黒に。

 

 

最終的に酸洗いをして、表面を磨いて無事取り付けました。

 

ちなみに、実は漏れの原因は単にヘッドの締め付けトルク不足でした。

 

以前強く締めすぎてボルトをダメにしたことがあり、遠慮してしまったのが原因ですね。

 

今回は5kgfで締めてみたんですが、どうなんでしょうね。

 

とりあえず、納得いく状態になってよかったです。

 

 

 

 

ところがで、このガスケット製作は一筋縄では行きませんでした。

 

銅って、粘りがあるというか、うちのミニ旋盤で63mmの穴を開けようとしたんですが、何度もバイトが食い込んで回転を止めてしまい、挙げ句の果てに、プーリーが破損しちゃいまいした。

 

プーリーの爪がモーターの溝とはまって回転がチャックに伝わるんですが、その爪が完全に折れてしまってたんですね。

 

 とりあえず、プーリーをはずし、どうしようか迷ったんですが、プーリーのギアに溝を掘って、

 

アルミを削った爪↓を入れることに

 

ひとまず回転するようになり、問題ないかと思われたんですが、また同じようにバイトが食い込んで回転が止まり、今度は

 

完全に砕けてしまいました↑

 

溝を掘ったりしたことで強度が落ちたんですね。

 

しょうがないので、買ったところに連絡し、注文。翌々日に無事届き、やっと完成にこぎつけたというわけです。

 

ちなみに、プーリーの型番はcj0618-148

 

かな。

 

そして、以前からメタルギアが売っているのは知ってたんですが。ついてにalibaba expressで注文してみました。

 

到着まで多分10日〜2週間

 

ミニ旋盤も酷使されてるので、メンテナンスしてみようと思います。

 

そして、次はいよいよ本格的なウェーバー改のセッティングに。