両軍の初期配置状況。師団など主要な部隊のみ記載します。

連合軍

フランス軍戦闘序列

要塞地区部隊(マジノ線など)

2-4-4、4-7-4固定師団×13

第7軍

7―8自動車化歩兵師団×2、7-9-10機械化師団×1

3-4、4-6、6-6歩兵師団×4

第1軍

7―8×2、8-8自動車化歩兵師団×1、、7-9-10機械化師団×2

4-6歩兵師団×1、6-6歩兵師団×1、7-6歩兵師団×1

第9軍

7―8自動車化歩兵師団×1

2-4、3-4、4-6、6-6歩兵師団×4

5-8騎兵師団×2

第2軍

2-4、4-6、5-6、6-6歩兵師団×6

5-8騎兵師団×2

第3軍

3-4、4-6、6-6歩兵師団×9

5-8騎兵師団×1

第4軍

3-4、4-6、6-6歩兵師団×7

第5軍

3-4、4-6、歩兵師団×5、5-8、6-8山岳師団×2

第8軍

3-4、6-6歩兵師団×4、6-8山岳師団×1

総司令部予備

4-2-8機甲旅団×3、2-8機甲旅団×3、7-8自動車化歩兵師団×1

3-4、4-6、5-6、6-6歩兵師団×15、6-8山岳師団×2

アルプス軍(イタリア方面)

6-6歩兵師団×1、3-8山岳師団×3

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フランス軍車両化部隊。歩兵師団。         


フランス空軍

ルール29.B.③航空産業38~39年の大混乱・・・とあるが何だろう?大混乱しているせいか無用なほど多種多様な機体が登場する。戦闘機、爆撃機ともにやたら種類が多い。もっとも、これはこれで見ていて楽しいが。

戦闘機・迎撃機(D.520、MB152、MS.406、C.714など)×18

爆撃機・攻撃機など(Leo.451、Bre693、A22など)×9

輸送機(Mxd×1)

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フランス空軍。知らない機多数登場。兵器辞典セガ/AD大戦略で調べてみよう。


オランダ軍戦闘序列

3-8オートバイ師団×1、4-6歩兵師団×8

戦闘機(Mxd)×1、攻撃機(DB7-C)×1

ベルギー軍戦闘序列

3-5、4-6、4-5-6、5-6、6-6歩兵師団×18

戦闘機(Mxd)×1、攻撃機(Mxd)×1

イギリス軍戦闘序列

5-8自動車化歩兵師団×1

7-8、8-8歩兵師団×8

戦闘機(Hurr1)×3

爆撃機(Battle、Blen4、Well1C、ホイットレーなど)×8

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英軍、ベルギー軍、オランダ軍、ポーランド軍など。


ドイツ軍

ドイツ軍戦闘序列

第18軍(オランダ方面)

8-6-10装甲師団(最弱装甲師団)×1

6-6歩兵師団×6

第6軍

11-6-10、11-7-10装甲師団×2、5-10自動車化歩兵師団×1

6-6、7-6、8-6歩兵師団×16

第4軍

11-8-10、13-9-10装甲師団(最強装甲師団)×2

6-6、7-6、8-6歩兵師団×11

第12軍

7-6、8-6歩兵師団×9、8-6山岳師団×1

クライスト装甲集団

13-7-10装甲師団×3、13-8-10装甲師団×2、5-10自動車化歩兵師団×3

第16軍

7-6、8-6歩兵師団×13

C軍集団(第1と第7軍を含む。マジノ線方面)

6-6、7-6歩兵師団×13、3-5-5、3-6-5固定師団×4

総司令部予備

8-10自動車化歩兵師団×1(SSトーテンコップ)

6-6、7-6、8-6歩兵師団×24

1-5空挺連隊×5

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独軍車両化部隊。         
独軍歩兵師団など


ドイツ空軍

戦闘機 Me109D×1、Me109E×19、Me110C×5 合計25

攻撃機 Hs123×1

急降下爆撃機Ju87B×7

爆撃機Do17Z×4、He111H×10、He111P×1、Ju88A×5 合計20

輸送機Ju52×8、グライダーDFS230×1 合計9

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独空軍。仏空軍と比較するとシンプルな種類に思える。


連合軍(仏、オランダ、ベルギー、英軍)の師団合計数

機械化師団(機械化師団、自動車化歩兵師団)×12

歩兵師団(歩兵師団、山岳師団など)×118

合計130個師団

独軍の師団合計数

機械化師団(装甲師団、自動車化歩兵師団)×15

歩兵師団(歩兵師団、山岳師団など)×84

合計99個師団

※展開によってイタリア軍が参戦しますが、戦力は参戦した時に述べます。

師団毎の戦力値の相違、砲兵、戦闘工兵らその他戦力、増援あるので単純に比較できないが、初期配置の「師団数」なら機械化師団なら12:15。歩兵師団なら118:84。合計130:99とやや連合軍の方がアタマ数多いか?

両軍の師団数は資料によってマチマチです。例えばフランス軍入門/イカロス出版では仏軍104個師団、BEF13個師団、ベルギー軍22個師団、オランダ軍10個師団の合計149個師団。独軍は93個師団?とあります。



航空機の場合

連合軍戦闘機×23

連合軍爆撃機×19

合計42ユニット

独軍戦闘機×25

独軍爆撃機×28

合計53ユニット

航空機数では、例えばフランス軍入門/イカロス出版では仏空軍879機、英空軍384機、ベルギー空軍118機、オランダ空軍72機の合計1453機。独空軍は2589機とあります。他方、CMJ別冊9号パリ陥落1940では連合軍1700機、独軍1900機とあります。資料によってマチマチですが独軍がやや優勢です。

ザックリした見方だと陸軍は連合軍が数的優勢ある様に思えます。また、戦車の数も連合軍の方が多かったみたいです。CMJ38号によると、40年当時の独軍戦車2683両。うち実質装甲車の貧弱なⅠ号、Ⅱ号戦車が975両なので差し引き1708両か?対する連合軍の戦車は実に4000両!うち、40年当時最強?の仏シャールBが400両?とかいう話もあります。CMJ別冊9号パリ陥落1940では連合軍戦車3500両、独軍2700両と。資料によって数字にやや差がありますが、ともかく戦車の台数は連合軍有利だったみたいです。


以上、連合軍の方がやや数的優勢があります。ご自慢のマジノ線もあるし。しかし、独軍は攻勢側で攻撃場所を選べる。装甲・自動車化歩兵師団の集中投入。装甲師団のAECでの優位。戦闘工兵の充実。88mm砲など自動車化された強力な対空砲。スツーカなど地上支援。個々の戦闘機の性能ではMe109Eが7-5と最強。仏D520は6-5でやや劣る&数的に少ない。独軍爆撃機らはさすが戦術空軍スツーカの4戦術爆撃値を筆頭にDo17Z、Ju88Aが3戦術爆撃値と強力です。対する連合軍の戦術爆撃値は全般的に低いです。連合軍は独空軍の地上支援に対してAA(対空砲)が極度に不足という弱点があります。

マジノ線は役に立つのか?D計画に伴う陰謀ルールはどう働くか?これらが総合的にどうなるか?興味深いとこです。