~シークエンス~

航空機整備フェイズ

天候決定フェイズ

長距離侵攻フェイズ(兵站破壊、滑走路破壊)

WPセグメント

WP第1インパルス

第1梯団サブインパルス 移動/戦闘

第2梯団/突破サブインパルス 移動/戦闘 再編成

NATO予備インパルス

移動/戦闘 再編成

WP第2インパルス

※同じ

NATOセグメント

NATO第1インパルス 移動/戦闘 再編成

NATO第2インパルス 移動/戦闘 再編成


WP…ワルシャワ条約機構

NATO…北大西洋条約機構


勝利条件クラッカー

作戦方針の前にVPと勝利条件を確認します。

勝利はWP支配下の都市数で判定されます。ゲーム終了時、大都市2VP、小都市1VPです。孤立状態はダメです。オーストリア、ユーゴスラビアの都市は獲得できません。

ユニット壊滅、中小国降伏によるVP獲得はありません。

セントラルフロントでは、当初WPは33VPでスタートします。

30~44 NATO実質的勝利

45~59 NATO限定的勝利

60~74 WP限定的勝利

75~94 WP実質的勝利


おひとり様プレイにあたっての前提条件

南西戦線~ユーゴスラビア、ハンガリー、イタリア方面は使用しません。いわゆる「ショートゲーム」でプレイします。これら地域はセントラルフロントではほとんど関係ない感じですので。サザンフロントに組み込まれるべきものと考えます。これにより、ショートシナリオは自動的にWPに3VPゲットできます。ルール21.G.3参照。

第12ターンまで延長する延長ゲームは行いません。標準ゲームの第8ターン終了とします。

第1ターン 航空機はWP、NATOとも整備判定全てオッケーグッド!とします。天候は晴れ晴れとします。第1ターンこれら判定が失敗すると、WPの攻勢がゲーム開始早々失敗する可能性が高いからです。WPにとって第1ターンがキモですので。


WP軍の方針

本作の主役であるWPの方針について考えます。航空機は第1ターン制空権確保します。これについては後述します。

シミュレーションゲーム馬鹿一代記!

北部ドイツ

第1段階

①ブレーメン後方など2箇所に空挺降下~北部NATO軍を包囲分断する。

②北部ドイツの突破~北部ドイツNATO軍の掃討~占領。

③ハノーバー方面からの突破~ハンブルグ~ハノーバー方面を大きく包囲する。

④ポケット地帯のNATO軍の掃討~キール、ハノーバー、ハンブルグの占領。

⑤オランダ侵入。


ソ連、東独のカテゴリーA師団~1級師団のほとんどを北部ドイツ方面に集中させます。北部ドイツを突破口とします。微妙に突出部があり、戦線突破~切断が可能と考えます。

問題は大都市に籠られるコトですあせるキール、ハンブルグ、ハノーバー、ブレーメンに高練度のNATO軍に籠られるとたいへん厄介です。最低限、突破に絡みうるハノーバーを占領して、最悪、他の大都市は包囲孤立させたいとこです。ムリに除去しなくても孤立無力化させてしまうえばいいかもしれません。

中部ドイツの峡谷地帯は狭隘な地形~森林荒地などの地形効果から進出が困難です。しかも、最前線に最凶米軍師団が多数配置されてます。

南部ドイツはWP戦力不足です。チェコ軍主体で戦力が足りません。第3ターンの増援を待ちます。そもそも、平地が大きく広がりVP対象の都市が少ないです。

飛び地で孤立している西ベルリンは、米、英、仏の3個旅団合計6戦力で守備あります。これは、第3ターンの増援で10:1以上の戦力比で一気にDEさせて攻略します。

デンマークは無視です。コペンハーゲンなどの島は無視です。できればデンマーク7-8-6機械化師団を壊滅させて動揺させたいですが。動揺によりデンマークのF16を事実上使用不能ドクロにしたいトコです。


第2段階

⑥オランダ方面からライン川渡河~ライン川突破により決着。

ここまでくれば何とかライン川突破したいです。オランダ方面より渡河~雪崩れ込んで決着をつけたいとこです。第2ターンなど早い段階に進出できればと考えます。

ライン川突破~オランダ占領~ベルギー侵攻~ライン川沿いのケルンなど4都市包囲孤立~南部ドイツ占領~フランス侵入とライン川突破でNATOは最終防衛ラインを失うのでこれにて勝敗はほぼ決着すると考えていいのかもしれません。ここまで来るとWPは多数の都市占領によりWP実質的勝利以上できるでしょう。

さらに、この段階まで来るとオランダ、ベルギーのユニット損失により動揺又は士気喪失はたまた降伏で脱落。フランスも13以上ユニット損失で動揺して航空機が事実上使用不能の可能性があります。他にスペインも上手くいけば脱落です。これにより加速度的にNATO軍の崩壊が早まります。期待したいとこです。



NATO軍の方針

ある程度、土地~都市を失うのはやむを得ない。部隊の温存を図る。特に、動揺の可能性のある中小国~デンマーク、オランダ、ベルギー、スペイン、フランスの部隊は大事にする。陸上部隊よかこれら国の航空機が大事。動揺すると事実上使えなくなります。長距離侵攻できない。その国の部隊が絡まないと地上攻撃できないなど。実質、制空割り当てに貢献するだけになる可能性があるので。フランス除いて陸上部隊は練度が5程度と低いので壊滅しやすいです。十分注意する。

北部ドイツは大都市を活用して立て籠もる。どっかで聞いた作戦ですの。バグラチオン作戦時の総統命令?要塞都市か?

最前線は、できるだけ強力な戦力&練度&空中機動ゾックを持つ米軍師団、7など高練度の独師団に任せる。

地形効果を活用する。森林荒地、川など。これらは1シフトコラムなので。ただし、防御時に航空支援を受ける際、森林などは航空機能力値半減なので、あえて平地で守らせた方がいい場合あるかもしれない。

NATOの屋台骨たる航空機は、第1ターンはともかく第2ターン以降早急に制空権を獲得し、地上支援させる。

こうして時間稼ぎをして、WPにジワジワ打撃~混乱を与え増援を待つ。時間が経つにつれ、米軍師団・新たな航空機の来援、制空権の奪回による航空支援によりNATO有利に働くのだから。


今日はこんな感じでおしまいです。

次回続く~!!