玉井浅一さん | mappyの憂国

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玉井浅一さん


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■書 名:「ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人!」
■ISBN-13: 978-4434184727
■著 者:小名木善行、出版社:彩雲出版


玉井浅一さん




玉井浅一さんは、最初の特攻隊、敷島隊に出撃を命じたマニラ基地の副長さんです。
明治35(1902)年、愛媛県松山市のお生まれで、愛媛県の松山中学(現:愛媛県立松山東高等学校)の卒業生です。
松山東高は、甲子園でも有名ですが、愛媛県屈指の難関校でもあります。
夏目漱石の「坊っちゃん」の舞台となった学校です。

昭和19(1044)年10月17日のことです。
マニラの海軍飛行隊基地に大西瀧治郎中将が着任しました。
基地の司令は、山本栄司令です。


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この日、たまたま他の基地に出張していた山本司令は、大西長官が着任されるということで、急きょマニラ基地に飛行機で帰還したのですが、この飛行機が着陸に失敗し、山本司令は足を骨折して緊急入院してしまったのです。
そこで副長の玉井浅一大佐が、基地の一切を任せられることになりました。

大西中将は、玉井副長以下、基地の幹部を集めました。
その会議の席で、「戦況を打開するためには、栗田艦隊のレイテ突入を成功させねばならない。そのためには零戦に250キロ爆弾を抱かせて体当たりをさせるほかに確実な攻撃法はない」と語りました。

戦艦や空母を撃沈させてしまえるほどの大量の爆薬を積んで、体当たりするのです。
成功すれば、敵に大ダメージを与えることができます。
しかし、それをやった者は、絶対に帰還することはできません。


会議室には重苦しい沈黙が流れました。
玉井副長は、大西に猶予を願い、先任飛行隊長を伴って室外へ出ました。
「司令からすべてを任された自分としては、長官に同意したいと考える」玉井の言葉に、指宿先任飛行隊長も、「副長のご意見どおりです」と従いました。

次に、では誰にその指揮官を命ずるか。
玉井副長は、最も優秀なパイロットである関行男大尉を指名しました。

10月25日、関行男大尉率いる敷島隊の5名は、特攻に成功しました。
米軍空母セント・ローに突入し、艦を撃沈させました。
作戦は成功です。
けれど、隊の全員は、還らぬ人となりました。

この成功のあと、特攻機は次々と出撃しました。
かれらを送りだした玉井中佐は、昭和20(1945)年2月、台湾の二〇五空司令に転じました。

ある日のことです。
特攻出撃した部下の杉田貞雄二等飛行兵曹が、敵に会えずに帰頭しました。
ところが抱えている爆弾の投棄の装置が空中で故障して、爆弾の投棄ができない。
爆弾は安全弁を外してあります。着陸のショックで自爆する危険がある。

玉井は、運を天に任せて着陸を命じました。
そうする他なかったのです。


着陸は成功しました。
玉井司令はすぐに飛び出しました。
まっすぐに飛行機に走ると、「爆装のまま指揮所の真上を飛ぶとは、この馬鹿もん」と、厳しい顔で杉田を一喝しました。

しかし玉井司令は、すぐに両手を広げて杉田を抱え、「よかった、よかった。無事でよかった」と、涙を流しました。

ある日、今中博一飛曹らが呼ばれ、玉井司令と一緒に、近くの丘に登りました。
玉井司令は周辺の小枝を集めるように命じました。
何をするのかと見ていると、玉井司令は、小枝に火をつけ、ポケットから白い紙包みを取り出して広げました。

包みには、一片の頭蓋骨がはいっていました。
一緒にいたみんなは、それが離陸に失敗して亡くなった部下のものとわかりました。

玉井は無言のまま、その骨を焼きました。
焼き終えると、玉井司令は、
「家族が待っておられるから、送ってあげたいと思ってね」と、誰にともなくポツンと語りました。
それは日頃厳しい玉井司令の、優しい姿でした。

戦争が終わった昭和22年の猛暑の日、玉井元司令は、愛媛県の関行男大尉の実家に、大尉の母のサカエさんを訪ねました。

玉井司元司令は、関大尉の母に両手をついて深く頭を下げると、次のように言いました。
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自己弁護になりますが、簡単に死ねない定めになっている人間もいます。
私は若いころ、空母の艦首に激突しました。
ですから散華された部下たちの、張りつめた恐ろしさは、少しはわかるような気がします。
せめてお経をあげて部下たちの冥福を祈らせてください。
祈っても罪が軽くなるわけじゃありませんが。
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玉井さんは、戦後、日蓮宗の僧侶になりました。
そして海岸で平たい小石を集め、そこに亡き特攻隊員ひとりひとりの名前を書いて、仏壇に供えました。
そしてお亡くなりになるその日まで、彼らの供養を続けました。

玉井僧侶は、また貧しかった当時の地域住民のためにと、無料で戒名を書き与えました。
また、真冬でも氷の張った冷たい水で、水垢離(みずごり)を取りました。
長女の敏恵さんご夫妻は、そんな玉井さんの姿を見て、あえて命を縮めているようにしか見えなかったそうです。

昭和39(1964)年5月、広島の海軍兵学校で、戦没者の慰霊祭が行われました。
このとき日蓮宗の導師として、枢遵院日覚氏が、役僧二人をともなって着座しました。
戦友たちは、その導師が玉井浅一さんであることに気づきました。

玉井さんの前には、軍艦旗をバックに物故者一同の白木の位牌が並んでいました。
位牌に書かれたひとつひとつの戒名は、玉井さんが、沐浴(もくよく)をして、丹精込めて、何日もかけて書き込んだものでした。

読経がはじまると、豊かな声量と心底から湧きあがる玉井さんの経を読む声は、参会者の胸を打ちました。
来場していた遺族や戦友たち全員が、いつのまにか頭を垂れ、涙を流していました。
会場には、鳴咽がひびきました。
導師の読経と、遺族の心が、ひとつに溶け合ったのです。

その年の暮れ、玉井浅一さんは、62年の生涯を閉じました。

終戦後、責任を取って自害した人もたくさんいます。
亡くなるその日まで、ずっと重い十字架を背負って生きた人もいます。

生き残られた方々は、先に亡くなった戦友や部下たちのために、遺骨収集を続けられたり、慰霊碑を建てられたり、靖国への寄進をされたりしてこられました。

靖國神社や、全国の護国寺には、そうして戦争を生き残られた方々が寄進された慰霊碑が立ち並んでいます。
愛知の三ケ根山には、その慰霊碑が、まさに立ち並んでいます。

それら慰霊碑は、単にそこにあるのでありません。
戦後を、重たい十字架を背負って生きてこられた戦士の方々が、勇敢に戦い、散って行った今は亡き戦友のために、彼らの勇気を、思いを、情熱を、行きた証を、生き残ったみんなで力を合わせて石碑にして残したものです。

日本は縄文以来二万年の時を、死者とともに生きた国です。
死者を大切にするということは、過去と歴史を大切にし、いまを生きる人たちを大切にし、未来の子供たちを大切にするということです。

戦時中、ひたむきに国を愛し、祖国を愛し、故郷を愛し、人種や民族の垣根を越えて人々が平和に暮らせる日を夢に願い、真心で戦った人たちがいました。
そして一緒に戦い、亡くなった戦友たちを、部下を、どこまでも大切に生きた人たちがいました。


一方で、昨今、よくテレビにでるある大学教授は、「もし敵が攻めて来たら」という問いに対して、「抵抗しないでみんな死ねばいいんですよ。そして歴史の中で、あのあたりに戦わずに死滅した日本という国と民族があったのだという記憶が残ればいいんですよ」と、しらっと言ってのけました。


生きることを大切思うからこそ、どんなに苦しくても、辛くても戦ってくれた先人たちがいます。
故郷を愛するからこそ、戦い散って行った先人達がいます。
そして散華された同胞を、大切に、大切に思いながら、鬼籍にはいられた先輩たちがいます。


そういう先輩達の前で、「みんな死ねばいいんですよ」などと、よくも言えたものだと思います。
無責任です。それこそ非人道的
というべきです。

昨今、都知事選の結果を受けて、同じ保守同士での争いが一部にあると聞きます。
けれど、わたしたちが戦うべきは、保守層ではありません。
戦うエネルギーがあるならば、戦うべきは、無責任な、日本を取り戻すことを拒む人たちです。



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