食品偽装事件の本質
実は、死に至る可能性を持った偽装犯罪。
高級食材だと表示しながら、実際は低価格食材だと言うことは、誤表示でもなんでもなく、詐欺だと言うことを意味しています。
ところが、食品の誤表示だとごまかす業者たちに対して、マスコミが大きく騒がない。
なぜなのかは、ネットにアクセスする人たちならすぐにも分かることでしょう。
食材のコストの問題であれば、詐欺だけで済むが、牛肉を、ロースと言いながら屑肉を結着剤で固め、脂肪を注入している偽装がまた新たに出てきた。
京都吉兆です。
これは単なる偽装では済まされない。
引用した下記のNHKニュースの中でも、食中毒としか書いていないが、もっと深刻だ。
牛の生肉提供によって、死人が出た事件を覚えていることでしょう。
O-157による食中毒は、サルモネラなどと並べることはできない。
牛にはO-157が存在していて、完全に取り去ることはできない。
生肉で食するなら、表面からある厚さまでを取り去らなければ安全ではない。
ところが、この肉を集めて結着すれば、表面も内部も混ざって固められてしまうため、危険な表面のO-157が存在する可能性のある表面部分が内部に混ざってしまう。
そうなれば、レアやミディアムで提供すれば、死に至る食中毒の可能性が高くなってしまうのです。
ローストビーフは、ウェルダンで提供するものではありません。
これが屑肉結着でなければ、表面を焼くことで、内部がレアであれミディアムであれ、消毒はできますが、決着屑肉の場合は、内部までよく焼かなければO-157は死なない。
この危険性を、食品を扱うプロが知らないはずはない。
いや、知らなくても、不特定の人に死をも考えなければならないものを販売した犯罪であることはまぎれもないことです。
単に、品質・部位の問題として放置するべきではない。
---------------------------------
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131126/k10013342491000.html
京都吉兆 ローストビーフを回収
11月26日 13時2分NHKニュース
京都の老舗料亭「京都吉兆」がギフト商品として販売したローストビーフに、食品衛生法で認められていない、結着剤で固めたブロック肉が使われていたことが分かり、京都吉兆は販売した商品の自主回収を始めました。
京都吉兆によりますと、結着剤で固めたブロック肉が使われていたのは、デパート向けのギフト商品として販売していたローストビーフです。
食材の虚偽表示の問題を受けて今月22日、商品を製造する京都府京丹波町の「丹波ワイン」が保健所に相談したところ、結着剤で固めたブロック肉の使用は食品衛生法で認められていないと指摘されたということです。
食品衛生法では、ローストビーフなどの製品は複数のブロック肉を使うと食中毒の菌が混入するおそれがあるため、単一の肉の塊を使用しなければならないと定められていますが、京都吉兆は肉を加熱処理して殺菌に注意を払えば問題がないと考えていたということです。
去年3月からこれまでに5201セットが販売されたということで、京都吉兆は商品の自主回収を始めるとともに、購入した人への返金に応じるとしています。
京都吉兆は「2度とこのような事態を発生させることがないよう法令順守の徹底に努めます」とコメントしています。
高島屋や大丸松坂屋、伊勢丹でも販売
京都吉兆のローストビーフは、大手デパートの「大丸松坂屋」や「高島屋」などのカタログギフトとして販売されていました。
いずれも、去年とことしのお中元やお歳暮などのカタログギフトに掲載されていたもので、これまでに大丸松坂屋はおよそ2700点、高島屋は2000点近くを販売したということです。
このほか「伊勢丹」も、京都と大阪の店舗やグループの食品スーパーがギフト商品として70点を販売していました。
これらのデパートは先週23日、京都吉兆から連絡を受けて、すでに販売を中止しており、京都吉兆とは別に商品を購入した客にそれぞれ連絡をとって、返金や商品交換などの対応を行うことにしています。
http://www.nhk.or.jp/shutoken/net/report/20131108.html