中国経済の実態。 日本人の常識。
三橋氏の本『中国がなくても、日本経済はまったく心配ない!』より引用。
・「中国経済の失速は、日本経済にも影響大である」と、いうデマの例。
・「日本を抜いて世界第2位の経済大国」。
・「外貨準備世界一の金持ち国」。
・「いずれはアメリカを抜いて世界一の経済大国へ」。
・・・・と喧伝されているが、中国の実態はこれとはまったく異なる。
1.日本は中国に貿易で依存しているのデマ。
・対中輸出はGDPの2.79%に過ぎない
もし、中国がなくとも、多少の痛手、致命傷ではない。
ベトナムその他で十分、代替が効く。
・対中輸入は2.44%、しかも代替が効く品が多い。
中国が無くなっても、GDPへの影響は2.44%の数分の一という規模であろう。仕入れ先が一つなくなったが、他の仕入れ先に振り替えればよい話。
2、中国のへの投資がストップすると日本は甚大な被害を受けるデマ。
・対中投資はGDPの1%強
平成21(2009)年度末での対外直接投資残高で見ると、中国向けは550億ドル。GDPに対しては1%強。日本の対外投資残高は7404億ドルで、そのうちの7.4%に過ぎない。
中国が海外から受け入れている直接投資残高は、平成20で3781億ドル。日本の対中投資の6.8倍。海外からの投資がストップしたら困るのは日本よりも中国。
3、外貨準備高世界一は「中国は、世界一の金持ち」というデマ。
中国の外貨準備高が204兆円(2009年末)となり、日本の89兆円の2倍以上となった。
「国家の金持ち度」を計る指標としては、純資産の総額等だ。
純資産は、日本は249兆円で、中国の129兆円のやはり2倍近い。日本の純資産は20年近く世界一。
逆に中国は外貨準備高204兆円もあるのに、純資産が129兆円ということは、その差額75兆円は海外からの投資分である。
そもそも外貨準備高は多ければ良いというものではない。中国は一方的に売ってばかりいて、現金を貯め込んでいるが、その分赤字で困っている国がある。このアンバランスは、世界でうまくやっていけるはずがない。
中国が売るばかりで現金を貯め込む守銭奴、拝金主義者、日本は他国の面倒見の良い真のお金持ちといった存在である。
4、中国は「世界の工場」であるというデマ。
本当は、「世界の貸し工場」でしかない。中国の輸出の過半は、日本企業や欧米企業が中国に投資して、工場を作り、そこから日本や欧米に輸出しているのである。中国は「世界の工場」というより、「世界の貸し工場」。
「貸し工場」としてやっていけるのは、人件費が安いからだ。
また欧米の非難を浴びつつも、元安を続け、「外貨準備高世界一」の袋小路に留まっているしかない。これが「世界一の工場」の実像。コピー、パクリでは世界をリードする製造業は育たない。
5、「中国は世界一の経済大国になる}というデマ。
過去10年の平均成長率(中国10.5%、米国1.7%)をそのまま延長すると、2022年に米中のGDPは逆転する。
しかし大前提条件がある。元安政策を続けなくてはならないが、すでに現時点でも貿易赤字を抱える米国が痛烈に批判をしている。
今後も元安を続け、ドルをさらに貯め続けることができるだろうか。
また外資系企業にも、対中投資を続けて貰わねばならない。そのためには低賃金を続け、また無尽蔵に労働力供給を続けなければならない。
しかし、中国の労働力人口が2013年にもピークを迎え、その後は減少していく。人口抑制のための一人っ子政策により、中国は世界最速のペースで高齢化しているからである。
6、中国経済は、決して崩壊しないというデマ。
中国は必ず崩壊する。
個人消費が、経済を支える面は大きい。個人消費は2000年まではGDPの45%ともともと低い段階であったのが、2009年には35%まで下がった。
民間消費が異常に低いのは、社会に構造的な問題がある。
まず年金制度が未成熟である。中国の年金は「養老保険」と呼ばれているの加入率は、都市部労働者で半分強、農村労働者では1割程度しかない。老後のため自分で貯金しかない。
医療保険も未整備。一回、医者にかかると、月収の三分の一近くがふっとぶという。
中国国内の所得格差は凄まじい。人口の上位10%が国民全体の所得の50%を占めている。
中国は発展途上国のまま、史上最速で高齢化社会を迎える。
これは、決して避けられない自然法則。人口のアンバランスで日本以上のちょいう高齢社会となる、高齢者を支える労働人口は不足する。経済は失速。
福祉よりも軍事費と治安維持費、非効率投資、無駄な公共事業等が優先された。非民主国家独裁の悲劇である。
これが中国経済の実像である。
デマに洗脳されている日本人はどのくらいいるだろうか?
デマで間違った判断をすることとは、日本の国力を減じ、国益にも反する。
洗脳から早く脱出することを祈るばかりだ。
中国独裁は、歴史から消えるというのが我々日本人の常識である。
長引くほど、世界の、人民の被害も大きくなる。これ常識だ。
実情を隠す輩、それを利用し恩恵を受ける輩がいる。独裁をヨイショする輩、鳩山?(どこかの元首相)までいる。注意、注意・・。