慰安婦問題で見せる朝日の「スリカエ戦術」とは
さて、まるで菅直人前首相のように自己正当化に余念がなく、自社の過去記事については密かに歴史修正主義を旨とする朝日新聞は今朝の社説で「河野談話 枝でなく、幹を見よう」というタイトルをつけ、以下のように書いています。(※と太字は阿比留)
《河野談話は、様々な資料や証言をもとに、慰安所の設置や慰安婦の管理などで幅広く軍の関与を認め、日本政府として「おわびと反省」を表明した。》
《松原氏(※松原仁国家公安委員長)らは、強制連行を示す資料が確認されないことを(※河野談話の)見直しの理由に挙げる。枝を見て幹を見ない態度と言うほかない。》
……要は朝日は、強制連行の有無は「枝」、つまり枝葉末節にすぎないと言いたいようですね。でも、朝日はそもそも朝鮮人慰安婦は日本軍に強制連行されたと決め付け、それを前提にたくさんの記事を書き飛ばしてこの問題を拡大し、こじらせ、河野談話を作らせ、世界に強制連行説を広めた当事者であるわけです。
前のエントリでも触れましたが、1992年1月11日付の1面トップ記事の「従軍慰安婦」の用語解説で、わざわざ「多くは朝鮮人女性」という見出しをつけて「約8割が朝鮮人女性だったといわれる。太平洋戦争に入ると、主として朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した。その人数は8万人とも20万人ともいわれる」と事実無根のほら話を強調していましたね。
また、92年1月23日付の夕刊1面コラム「窓 論説委員室から」では、後に詐話師と判明する吉田清治氏の与太話を引用し、「吉田さんらが連行した女性は、少なくみても950人はいた」などとやはり「強制連行」を当然の前提として書いています。朝鮮人女性の強制連行こそが朝日の記事・主張を成立させる核心部分であったわけですが、それが今や「枝」扱いです。
さて、私の手元に自由主義史観研究会が2005年2月に出した小冊子「朝日新聞が捏造した『慰安婦問題』 その虚報と誤報の軌跡」があります。この冊子には、平成8、9年頃の慰安婦問題をめぐる朝日と産経の論争で産経が勝利したことも記されていますが、今朝の朝日社説を読んで思い出したのは「お得意のスリカエ戦術」と題した部分でした。今回の社説の手法が、15年前から変わっていないことがよくわかります。以下、引用です。
《朝日新聞を批判する学者やジャーナリストたちは、「日本の国家機関や軍による、慰安婦調達を目的とした強制連行はなかった」と主張しているのですが、それに対して『朝日新聞』は、ご覧の通り(※1997年3月31日付社説で)「日本軍が、女性たちを直接に強制連行したか否かというのは狭い視点で問題をとらえようとする傾向で、そのような議論の立て方は、問題の本質を見誤るものだ」と訴えているわけです。要するに、朝日は「強制連行など、慰安婦問題の本質ではない」と言っているわけです。(中略)
1991年から92年にかけて、「日本の官憲や軍による強制連行での慰安婦調達」を前提に慰安婦問題のことを報じてきた『朝日新聞』が、5年ほど経過した97年3月には、それこそ手のひらを返すように「強制連行など、慰安婦問題の本質ではない」などと書くようになったわけですが、それは「日本の国家機関や軍による、強制連行での慰安婦調達」など、事実でなかったことが疑問の余地なく明らかになったからです。朝日一流のスリカエ戦術と言わざるを得ません。》
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/2823860/
この「問題」の本質は朝日新聞記者の植村隆が、自分の義母である韓国の太平洋戦争犠牲者遺族会の常任理事である粱順任の「対日賠償ビジネス」のためにねつ造記事をのせたこと。ちなみに粱順任は、その後「対日賠償詐欺」の容疑で逮捕されている。植村隆と朝日新聞は詐欺師のために日本を売ったことになる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%8D%E6%9D%91%E9%9A%86
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