嘘つき民主の不退転の決意
今、韓国の外交儀礼上常軌を逸した振る舞いに対し、民主政権は相当激しい対応をしている。曰わく、韓国は竹島を不法占拠している、李大統領の言葉は極めて非礼であり、更に総理親書を返送するなど、聞いたことのない非礼である。とまあこんな具合だ。
が実際に韓国に対して何をするかと言えば、とりあえずは国債購入を白紙にすることは決定したという。これはまだ購入前だから、つまりは今のままにすると言うことだ。それから、昨年拡大したスワップ枠は元に戻すことを検討すると言っている。しかし、別に今の所韓国通貨に際だった変化はない。それは国際市場が、実際に日本がそれだけのことをするかどうか様子見をしているからだ。
つまり日本の見直しは単なる言葉だけだろう、実際は韓国に対して強い行動には出ないだろうと見られているのだが、実際即時決定なのではなく検討すると言うだけのこと。つまり本当にやる気があるとは到底思えず単に言っただけということだ。それなら国債と併せ、別に現状と変わらない。
だいたい、事の初めからして民主党の対応はおかしかった。例の李大統領による天皇侮辱発言が伝えられた日も玄葉外相は聞いていない、知らないと言い、野田総理も特段反応は示さなかった。しかし、翌日各種メディアを通じて国民がかつてないほど政府の対応の生ぬるさに批判をしていることが伝えられると、一転して「あり得ない非礼だ、抗議する、スワップ枠の見直しを含め検討する」等々と言いだした。
韓国メディアは口をそろえて支持率の落ちた野田政権が国民に阿るために対韓政策を切り替えたと言っているが、そう言われても仕方のない対応だった。その後、口先だけは勇ましいが、現実にはほとんど現状とは変わっていない。単に形式だけの抗議と内弁慶である言葉の応酬、そして対韓経済制裁は検討するとしか言っていないのだ。
スワップ枠拡大は10月にその期限が満了し、自動延長するかどうかは分からない。が、民主党は9月21日に党首の改選があり、野田降ろしがわき起こっている。そして興石氏などは、党首が替わったら早期解散の約束もなしだ、等と言っているのだ。
韓国に対する処置も、どうなるか分かった物ではない。というより、しっかりと民団に首の付け根を握られている状態で、多分なし崩しに両国の経済的相互依存を考えれば、話し合いで問題を解決すべきである、と言うことになる可能性が高い。
どうせ、民主党は国民に見限られている。それなら、今国民のご機嫌を取る理由など無い。民団のご機嫌を取って、韓国に貢ぐだけ貢ぎあとは来年の総選挙まで権力にしがみつくなど当然民主ならやると考えて良いのではないか。10月に解散など約束はしていないと野田氏は言い始めている。
谷垣氏も、何度民主党に騙されても懲りずに延命に力を貸し、もう駄目だ、と党首からおそらく引きずり降ろされるだろう。
そもそもこのスワップ枠拡大は、民主党が国民に隠れて単独で行った物であり、それを突き上げられて単にじゃあ、こういう事も検討する、と言っただけなのは、例えば次の総理の発言でも分かる。
赤文字は引用
http://news.livedoor.com/article/detail/6892287/
野田首相、慰安婦と竹島は別問題=松原氏「河野談話見直し提起も」
首相は慰安婦問題について「(日韓請求権協定が締結された)1965年に法的には決着がついている」と強調。この問題で「心からのおわびと反省」を表明した93年の河野洋平官房長官談話に関し「強制連行した事実を文書では確認できないし、日本側の証言はなかったが、いわゆる従軍慰安婦への聞き取りを含めて談話ができた」と説明した上で、「歴代政権が踏襲しており、わが政権としても基本的には踏襲する」と述べた。
恐れ入った言葉だ。歴代政権をひっくり返したのは自分達ではないのか。歴代政権をあれだけ批判し、否定したのは自分達ではないのか。そのくせ歴代政権が踏襲したから自分達も踏襲すると言う言いぐさの恥知らずは、李大領と良い勝負だ。
今の売春婦補償問題がこれだけこじれたのは、河野談話が元凶であることは間違いがない。幾らあとから強制連行の証拠はないと言っても政権の官房長官が公式に発した談話だ。それが国際的に認知されている。
あとからの国内での証拠はなかったという決議は、国際間では意味がない。すべて国際的に発した談話なのだ。
これを否定しないとは、国際的な誤認をそのまま認め続けると言うことになる。
民主党の真意がこれでよく分かるだろう。今形だけの韓国に対する抗議や批判など、韓国には痛くも痒くもない。恥を知らない者に対し、恥知らずと言っても意味はないだろう。
そのような連中には、痛みを伴った制裁で分からせるしかないが、民主党はそれをする基はさらさら無い。口先だけで、自分達は韓国に対決していると言っているだけのまさにポーズだ。内心はこれで時間稼ぎをして、問責決議案をごまかし、不信任案を潰し(それに騙されたのが谷垣坊ちゃん)とにかく出来るだけ長く今の地位にしがみつく事しか考えていない。
野田氏は登場当時からそつがなく、前任のキジルシ鳩や癌とは一線を画しているが、それだけにずるがしこいとも言える。消費税増税を決めたとき、マニフェストを守れなくて申し訳ありませんと謝罪し、なんとなくそれで押し通してしまった。
韓国問題もそれで押し切るつもりだろう。消費税は不退転の決意でやったそうだが、からが言いだして二年も経っていない。ずいぶん安っぽい不退転の決意だったが、韓国問題も不退転の決意と言っている。それにしては韓国をここまでつけあがらせた河野談話を踏襲するなどあまりにちぐはぐだと思うのだが。もし本当に決意があるなら、河野氏を証人喚問に引き出し、真意を問いつめればよいだろう。が、むろんそれは自民が拒否する。だから、踏襲するというわけだ。彼の不退転の決意などそんな物だし、自民が仮に次の政権の軸になってもこれは期待すべきではない。
あくまで国民が政府を動かさなければ政府は動かない。肝に銘じて次の選挙に臨むべきだ。
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