モンサントの戦略
http://www5.plala.or.jp/nijiya231-9288/Q_A/idennsi/hatake_0512_idennsi.htm
アルゼンチンは豊かな国土に恵まれ、「世界の穀物倉」と呼ばれるほどの農業大国でした。90年代に遺伝子組換え作物の栽培が本格的に始まると、わずか10年足らずのうちに、アルゼンチンは遺伝子組換え作物の産出国としてはアメリカに次いで世界第2位となります。その過程で食糧難が深刻化し、人びとは十分な食べ物を得られなくなりました。
インド、組み換え綿花で2万人の自殺者
インドやインドネシアへ遺伝子組換え綿花が進出したとき、モンサント社はPR戦略でGM綿花を「白い金塊」と呼びはやし、必ず高収益が得られると宣伝しました。農民は借金をしてまで、モンサント社から種子を買うようになります。しかし、GM綿花の栽培には、高価な農薬が大量に必要でした。在来種と比べて農薬の経費が20倍になった地域もあります。さらに遺伝子組換え綿花は害虫にも弱く、各地で被害が出ています。そして、世界市場で綿花の価格が下がると、収穫しても耕作経費を回収することさえできなくなりました。
インドでは、借金に苦しみ絶望した農民が2万数千人も自殺しています。インドネシアでは、農民に種子と農薬を買う資金を貸したのがモンサント社の系列会社だったので、借金を返せなくなった農民がモンサント社との契約に縛られ、さらに悪い条件で労働を強いられました。インドの農民は、多国籍企業による侵略戦争の犠牲者であり、インドネシアの農民は、企業の奴隷にされたと言われました。
遺伝子組換え大豆(作物)を栽培すると、年ごとに種子を買わなければなりません。使う農薬も決められています。遺伝子組換え大豆(作物)と農薬の特許(知的所有権)を持ち独占しているのがモンサント社ですから、遺伝子組換え大豆の栽培はモンサント社に依存することになります。
http://www.nikkanberita.com/read.cgi?id=201001261737302
土壌の貧困化である。
科学技術エコロジー財団が提唱する「ナヴダーニャ」計画の中で、3年間かけてGM綿を栽培した畑と通常の綿を栽培した畑の比較調査が行われた。その結果、GM綿を栽培した畑では土壌微生物や栄養分が大幅に減少していることが判明した。同財団は、このままGM綿の栽培が続くと土地はやせ細り、耕作不能になると警告を発した。
このようなモンサント社による種子支配を通した食料支配は、かつての東インド会社による支配を彷彿させている。インドで名誉ある「パドマ」勲章を受賞した、ある著名な生物学者は、「いま独立戦争の悲惨な歴史が繰り返されようとしておいる。私は種子企業という新たな帝国主義によるインド支配と闘う」と表明している。