現状を知れ、大学生…。
ある大学の1年生の中国語の授業で、少し時事問題を確認しようと思った。
「中国駐在の日本大使が誰か、知ってますか?」
「…」誰からも反応無し。
「丹羽っていう人です」
「…」沈黙。
「この人が先日、日本へ帰国させられましたね」
「…」シーン。
「(もうだめだ、この話題じゃついてこられないようだな、話題を変えよう)では、今の外務大臣は誰か、知ってる人」
「…」
「(ひそひそ声で)マエハラ?」
「違います、玄葉ですよ、ゲンバ」
「…???」
「まぁいいや。その玄葉外相が大使を一時帰国させました。なぜだかわかりますか」
「パンダが死んだから?」
「(おい。いい加減にしてくれ…)いや、違います。尖閣諸島について…(以下、経緯を説明)」
結局、大使の名も今回の帰国の経緯も知っている大学生は20数人中皆無だった。
ここはある大学の「国際」の名が付く学部。だったら他の科目で国際情勢について習ったりはしていないのだろうか…と思ったのだが、ざっとカリキュラムを見渡しても出てくるのは「国際協力」「国際平和」などの科目が並ぶだけ。そこにはリアルポリティクスというか、地政学的な学問を扱った場所はない。
おそらくこれは日本中の大学で、どの「国際○○学科」でも似たり寄ったりだろう。こうして少数の例外を除いては、お花畑的大学生が量産されていく。お寒い限りである。
世間の人たちが如何におめでたい頭をしているか・・・・
気づくのは少数な人だろう。
何か情けなくなってくる・・・・・・
それはひどい。
意外と高学歴の人ほど、こうゆうことを知らないかもしれない。