安易な火力発電依存
東京電力管内にお住みのみなさんは、来年電力が不足する懸念がある
ことをご存知だろうか。
知っている方は少ないのではないかと思うが、現在フル稼働している火力
発電所は、現在まともなメンテも出来ないほどの状況にある。
脱原発派の方には、火力発電所の発電機容量を単純に足して
「これだけ発電出来る能力があるのだから原発などいらない」と主張する
人もいるようだ。
しかしこれは、カタログデータを見るようなもので、実際それだけの
パフォーマンスが保証されている訳ではない。
何故なら、原発と同じように火力も定期検査というものがある。
法定では4年に一度となっているが、電力会社は中間検査として定期検査の
間(2年毎)に検査を行っている。
この検査では発電機タービンを解体して軸やタービンブレードの
磨耗や損傷を確認し、必要となれば取り替える作業もしなければならない。
要は大規模な検査が必要となる。
この検査に掛かる一般的な期間は、4~5ヶ月と言われており、この間当然
発電など不可能である。 だから幾ら見かけ容量があったとしても動かせない
ものもあるので「火力で大丈夫」とか一概に言えないのである。
また原発と同じように、工事が終われば国のチェックと承認を得られなければ
再稼動も出来ない。
まして昨年来フル稼働が続く火力発電所は、もう騙し騙し稼動させられるような
状況ではないので、早急なメンテが必要となっている。 東京電力はこの夏を
乗り越えたら次々とメンテ作業を予定しているようだ。
古い発電機も動かしている現状では、メンテしなければならない機械も多い。
これらをやっていくとなると年末から来年に掛けて電力不足の懸念はぬぐい
きれない。 中には50年以上も昔の火力発電まで稼動させているのだから
いつ何時問題が発生するかもわからない。 燃費は悪いし金食い虫にも
なっている。
しかもこの話自体、新潟の原発が動いているという前提でのスケジュール
であるから、全てにおいて綱渡り状態なのである。
「だからと言って原発を稼動させてよいものではない」という意見もあろう。
しかし、現実を見れば危機が迫っているのに今のままでよいとは言えない。
何らかの手立てを取らないと国民生活に多大な影響を及ぼすことになる。
「命を守れ!」と言うが、電気が不足して誰かが傷つくことになれば、それこそ
本末転倒だろう。 それとも有効な対案を出してくれるのだろうか。
原発反対、電気料金値上げ反対では何も解決出来ないことくらい理解
してもらいたいものだ。
電力会社もメンテに掛かる工期をどれだけ短く出来るかメーカーと
検討しているが、その為に安全を疎かにすることは出来ない。
その費用だって膨大になる。
燃料である石油や天然ガスの購入費用も増えている状況で、電力会社は
電気を作れば作るほど赤字になっている。
値上げもダメ、原発もダメ、節電も限界がある、一方でメンテはどんどん
近づいている。 こんな八方ふさがりの状態にも関わらず「原発止めろ」
だけでは何も解決しないのではないか?
安全が確認された原発を順次稼動させ、余力のある間に古い火力を
廃棄して新型に変更する。 燃費が5%向上するだけで年間数十億程度
経費削減が見込まれる。 今のままでは年間3兆円もの国富が燃料代だけに
流れていっている。 複合的にものを考えて原発を含めた将来的見地に
立って柔軟な議論をお願いしたいものである。
<「命を守れ!」と言うが、電気が不足して誰かが傷つくことになれば、それこそ
本末転倒だろう。 それとも有効な対案を出してくれるのだろうか。>
今の反原発運動は宗教か神がかりとしか言いようがありません。
一握りのセクトの人間にかき回され、恐怖が増幅されている。
「原発要らない」というなら、その大体エネルギーはと聞けば
聴力だの風力だの、吹き出してしまいました。
火力発電が逼迫している旨、良く分かりました。では、一体
これから猛暑でも襲えば、熱中症になるのは反対デモやってる
サヨクも同じでしょうに。
昔から言われていましたが、左翼の主張は「餓鬼の遊び」だと
餓鬼の遊びにつき合わせるな!
中身をちゃんと勉強しないで上面で「火力で大丈夫」と良く言えたものです。
再生可能エネルギーも重要だと思いますよ、でもまだどうなるか判らない
もので将来を判断するのは危険極まりないです。
「ダメだったらどうするの?」と聞くと「日本の技術力ならば大丈夫」と答える。
その自信がどこからくるのかさっぱり判りません。
「大和魂があるから戦争に勝てる」というのと同じでしょう。
それこそ「餓鬼の遊び」ですよ。