転載 日本美の再発見・・・ブルーノ・タウト | mappyの憂国

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日本美の再発見・・・ブルーノ・タウト

ブルーノ・タウト
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忠犬ハチ公といえば、東京・渋谷駅の銅像を思い浮かべる方も多いかと思います。

そのハチ公を題材に、今年8月、リチャード・ギア主演で、「HACHI約束の犬」という映画が公開されました。

映画のPRのため来日したリチャード・ギアは、渋谷駅前で行われた「ハチ公銅像訪問記念セレモニー」で、「ついに初めて本当のハチに会えました。今日は本当に幸せで、光栄な気分です」と語り、ハチ公像の首に花輪をかけたそうです。

同じく外国人の方で、そのハチ公を見て、涙を流した方がいます。

彼の名は、ブルーノ・タウト(Bruno Julius Florian Taut)といいます。

彼は、ナチス秘密警察の追跡の手をのがれて、日本に逃避してきた。

タウトという人は、大正13(1924)年から昭和6(1931)年までの8年間に、12,000軒もの住宅建築に関わり、昭和5(1930)年には、ベルリン・シャルロッテンブルグ工科大学の教授に就任したヨーロッパを代表する世界的な建築家です。

彼は、渋谷駅前で忠犬ハチ公の逸話を聞き、その素晴らしい話に感嘆しつつも、自身が残した実績と裏腹に、母国で社会的に抹殺された身であることを嘆き、涙を流した。

「日本美の再発見」という本があります。岩波新書の赤本です。

桂離宮をはじめ,伊勢神宮,飛騨白川の農家および秋田の民家などの日本建築に「最大の単純の中の最大の芸術」の典型を見いだした、という内容の本です。

この本を書いたのが、そのタウトです。

昭和8(1933)年5月、彼は日本にやってきました。
建築家であるタクトは、来日するとすぐに、京都郊外にある桂離宮を訪れます。

桂離宮は、江戸初期に後陽成天皇の弟の八条(のち桂)宮、智仁親王が造営した別荘です。
源氏物語になぞらえた回遊式庭園や、書院、茶屋が、往時の姿のまま残っています。

  桂離宮
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タウトは、桂離宮の簡素で機能的な美しさに驚嘆します。
「実に涙ぐましいまでに美しい・・・」

桂離宮を見た彼は、栃木県にある日光東照宮を訪れます。
しかしここではタウトはさほど感銘を受けなかった。

タウトは、二つの建物を比較して、次のように書いています。

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日光の大がかりな社寺の如きものなら世界にも沢山ある。

それが桂離宮となるとまるで違ってくる。

それは世界にも類例なきものである。
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東照宮のような建築物は他の国でも珍しくないけれど、桂離宮は比類のない傑作だというのです。

タウトは、桂離宮を「天皇趣味」と呼び、東照宮を「将軍趣味」と呼んで対比しています。

そして、桂離宮を高く評価したのです。


また伊勢神宮を観たタウトは、次のように語ります。

・・・桂離宮は、施工のみならずその精神から見ても、最も日本的な建築である。
これは伊勢神宮の伝統を相承するものである。

この国の最も高貴な国民的な聖所である伊勢神宮の形は、まだシナの影響を蒙らなかった悠遠の時代に由来する。

構造、材料および構成は、この上なく簡素明澄である。

一切は清純であり、それ故にまた限りなく美しい。

  伊勢神宮
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伊勢神宮についてのタウトの言葉です。

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純真な形式、清新な材料、簡素の極致に達したな構造――これこそ伊勢神宮が日本人に対し、またわれわれに対して顕示するところのものである。

原始日本の文化は、伊勢神宮においてその極地に達した。

まことに伊勢神宮は絶対に日本的なものであり、日本においてさえこれ以上日本的なものはどこにもない。

ここに在るところのものは、真正の建築であって、たんなる工学技師の手になる建造物ではない。

清楚な素木の社殿
やわらかな曲線の萱葺屋根
掘っ立て柱
反りのない軒・棟
天にむかって伸びる千木(ちぎ)

日本がこれまで世界に与えた一切のものの源泉、
あくまで独自な日本文化を開く鍵、

完成した形ゆえに全世界の賛美する日本の根源・・・

それは外宮内宮および荒祭宮をもつ伊勢神宮である。

原日本文化は伊勢神宮において、その極地に達した

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タウトは、伊勢神宮を「最大の単純のなかに、最大の芸術がある」と記しました。

そして「日本固有の文化の精髄としての古典的天才的な創造建築を見た」としています。


タウトは、伊勢神宮に、日本文化の特徴を表す「簡素」と「清明」を感じとり、伊勢神宮から桂離宮につながる「天皇精神」に、日本固有の伝統の神髄を観た。


神宮の建築様式というのは、奈良時代の仏教伝来による影響も受けず、また室町期に起こった「わび・さび」の建築様式にも影響されていません。
もちろん西洋文化の影響もない。

日本美の源流である太古の面影を、そのまま今日に伝えています。


参道の清らかな玉砂利を踏んで、拝所に進み、御神前に三拝する。

西行法師は、

 何事の
 おはしますかは
 知らねども
 かたじけなさに 涙こぼるる

と歌いました。

いたづらに他国との友愛を言う前に、日本のもつ伝統・文化をきちんと見直し、子供たちにその精神を伝える。

そのことの方が、はるかにたいせつなことに思えます。

そもそも友愛の前に、誘拐をなんとかしろ!と思う方
 



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