「人事院のドン」更迭 官僚ますます離反
2012.3.24 00:22
政府は23日、「官僚機構のドン」として君臨した江利川毅人事院総裁(64)を4月7日の任期満了で退任させる方針を決めた。人事官は4年の任期を2、3期務めるのが通例だが、江利川氏は途中退任した谷公士前総裁の残り任期2年5カ月を務めただけであり、事実上の更迭といえる。国家公務員給与に関する人事院勧告(人勧)を無視しようとした政権を「憲法違反」と猛批判しただけによほど煙たかったようだが、これで官僚機構はますます政権にそっぽを向くに違いない。
「総裁には民間の感覚を有する方にご就任いただき新たな体制とすることが適当と考え、江利川さんを再任しないこととした」
藤村修官房長官は23日の記者会見で、後任に初めて民間出身の原恒雄人事官を起用する考えを表明した。人事院総裁は3人の人事官から選任するが、過去9代で人事官を1期で退任した総裁はいない。政府首脳の「意向」が働いたことは疑いようがない。
厚生労働省出身の江利川氏は、官房副長官を8年7カ月も務めた古川貞二郎氏の腹心中の腹心で内閣府と厚生労働省で事務次官を務めた異色の経歴を持つ。
政権交代後の平成21年11月、人事官任命と同時に人事院総裁に就き、「当初は政権と対立する場面はなかった」(人事院幹部)というが、昨年10月、国家公務員給与の0・23%引き下げを求めた平成23年度人勧の実施見送りの閣議決定をきっかけに亀裂は修復できないほど広がった。
伏線はあった。公務員の労働協約締結権付与を悲願とする自治労の意向を受けた政府は23年6月、国家公務員に労働協約締結権を付与する代わりに人事院を廃止する公務員制度改革関連法案を国会に提出した。
法案は継続審議のまま放置されてきたが、業を煮やした連合が「人勧無視」を要求。最大の支持母体であり、集票マシンの圧力に屈するように政府は人勧見送りを閣議決定した。
「民主党が人事院潰しに本腰を入れ始めた」と確信した江利川氏は「憲法に基づく人勧を実施しないのは問題だ」と猛批判。これに枝野幸男経済産業相が「人事院総裁が口を出す権限はない」とかみつき、対立は決定的となった。
国家公務員給与の削減問題は人勧を実施した上で24年度から平均7・8%を引き下げることで決着したが、対立は続いた。公務員の定年退職者への再任用拡充でも、江利川氏は「65歳まで再任用する仕組みは困難だ」と抵抗。22日の参院総務委員会でも公務員新規採用削減を「人材確保に支障が生じる」と批判した。
その翌日の退任決定だけに「報復人事」と言われても仕方がない。人事官は国会同意人事だけに衆参ねじれの中、もう一波乱起きてもおかしくない。
政治主導自体が目的化しているんじゃないの? という疑問が消せないのが民主党の政権運営。
この際公務員法を改正して任期2年の他党大事による任用制にすべき。諸悪の根源は官僚の官僚による官僚独裁人事制度。
元官僚の経済評論家氏が言ってた通りだ。民主党はこの後に及んでもまだ官僚と連携して仕事が出来てない。これは完全に末期だろ。3年間をゴミ箱に棄ててる
目を疑った益々国がバラバラになりますね。 中身はともかく、支持母体の意向で国の仕組みを変えるという動機が極めて不純。→「連合が「人勧無視」を要求。最大の支持母体であり、集票マシンの圧力に屈するように政府は人勧見送りを閣議決定」
☆拡散希望☆賃下げ勧告の人事院勧告不実施を憲法違反と批判した江利川総裁はアホ丸出し。なぜなら、人事院勧告は公務員の労働基本権の代償なので、賃下げ不実施は問題ないからだ。人勧の制度趣旨を理解していない総裁の更迭は極めて当然。
【官僚って、政治家の言う事をきくのが仕事ですよね?云う事を聞かないのならクビにするのが筋ですね。政治家が腐っていようが関係ねーです。】
これが民主とのいう政治主導なんだろう。にしても、事務次官を歴任するってどんだけ夕主な人材だったんだろう?お給料高相。
民主党は間違いを正すばかりか好き放題にしている。日本は民主党のものではない。
人事院の人事こそ白日のもとにさらすべき。
「狂人カルト集団」民主政権は三権分立を知らないと見える。政府が官僚に見放されたら立法しても行政に反映されない。馬鹿でも分かる。それとも民主は独裁政権を企んでいるのか。
政治主導を一律に否定するつもりはないが、今のは違う。行政機関の安定運営について十分な対策を講じず(少なくとも明示されない)敵対勢力を断ち、向き合わず主張を押し通す。どうして正当性を認められようか。
「憲法違反」厚顔無知の政権でもさすがに効いたネ。で、更迭。人事院のドン、最後っ屁で高笑いガハハハハ!
機構の中でトップの方針にはなびかずに、信念を持って自分の考えを主張し、その方針に反論する煙たい人は弾いていく、典型的な人事ではないだろうか。
「煙たい」官僚はポイっと更迭。足下の薄氷、じぶんでカンナ削ってるような政権運営。官僚の冷笑、聞こえてくるようです…ドジョウすくいご勝手にどうぞ
民主与党政府は意見出来る人間をどんどん辞めさせていく。いち早くメルトスルー指摘して飛ばされた原子力保安院の人もいたなあ。迷惑するのは結局国民だ。今の政府の正体が見えてきたね。自治労がやっぱりコントローラーだったみたい。
報復人事結構結構。いまからやらないといけないことは報復どころの話ではないし(まぁ既知のとおりなにもしないのだろうが)。