快晴で、風がなければ暖かいなぁと思う陽気の中、高崎市美術館に行ってきました。




1760年に即位したジョージ3世とシャーロット王妃は、世界各地の植物収集や国内の庭園整備を支援し、当時アメリカ大陸や東アジアからもたらされたエキゾチックな植物は、植物愛好家の関心をひき、植物画(ボタニカルアート)が人気を集めたそうです。



とても精密な絵です。



写真のない時代。

植物図鑑でもあるので、

写真以上に細部を描きこまれていてびっくりです。

アケビの仲間


レウム・ノビレ


いったいどんな植物だろう帰って調べてみました。


ヒマラヤに咲く高山植物で、2メートルくらいにもなるそう。

さすがにヒマラヤは高山植物も大きいのね。


シッキムカラマツ


昔の人はこれらを見て、どんなふうに想像したんだろう。

実物を見てみたかったでしょうね。



シャーロット王妃は陶磁器産業の発展にも貢献しました。


1759年に創業したウェッジウッド社は王妃から『クイーンズウェア』の称号を与えられました。


シャーロット王妃


クイーンズウェア


編み籠すごい。現存してるのもすごい。












ウェッジウッド家の娘とダーウィンの息子が結婚しており、ダーウィンはウェッジウッド家の支援を受けていたそうです。



小さな美術館ですが、展示室は1階から3階まであり、撮影は2階のみOKでした。




1階、3階も素敵でしたよ。

3階には私の好きな薔薇の絵もありました。




美術鑑賞の後はオーパの『四六時中』

おひつごはんでランチ。


半分はお茶漬けでいただきました。


近場で楽しんできました。