初年金が入金された
本日、4階部分の年金が入金された。
初年金です。
そもそも、年金とは何かと調べたら、
日本で最も古い年金は、軍人への恩給だそうです。1875年(明治8年)。
「年金」という言葉をはじめて使ったのは、鐘淵紡績(カネボウ)の経営者、武藤山治です。
●年金制度は、FP受験で勉強したけど、非常に複雑。
厚生年金制度だけでも複雑なのに、国民年金基金・厚生年金基金・確定給付年金(DB)・企業型確定拠出年金(DC)・個人型確定拠出年金(iDeCo)などがあり、自分がどれに加入してきたかで、手続き・支給額が変わってくる。
さらに、税制が関わってきて、複雑怪奇なものになっている。
ひとつひとつ整理して理解していかないと、場合によっては、思ってもみなかった税金がかかってくる。
●私の理解は、
①公的年金とそれ以外を区別する。
②公的年金制度のそれぞれの制度理解。
③年金に関する税制の理解。
④統合する。
①は、1~3階部分は公的年金であり、4階部分はそれ以外。
●4階部分は、主に生命保険会社の年金保険です。
この年金保険は単純で、貯金と思ってもよい。(死亡時に死亡保険金があるのが、銀行の預金と異なるくらい)
年金支払時になって、保険金を一括に受け取れば一時所得。5年以上に分割して毎年貰えば雑所得。
一括して受け取った場合には、{(保険金収入ー支払った保険料総額)ー50万}×1/2が一時所得金額になる。
簡単に言えば、50万円以上の差益がでなければ、税金がかからない。
50万円以上の差益が出ても、課税される金額は、その半分。
年金として受け取る場合には、(その年に受け取った年金収入ーそれに対応する保険料)が雑所得金額になる。
税額は、これらの所得から、基礎控除額などの所得控除額を差し引いた課税所得額に税率を乗ずることになる。
所得控除は、個人個人異なるので、一括して受け取ると年金で受け取るのいずれが有利かは、人それぞれ。
●さらに言えば、年金は源泉徴収される。
よって、給与と同じで、額面と手取りが異なります。
これも、複雑なので、説明は割愛。
さて、今回私が受け取った個人年金はドル建てでした。
入金があるまで、いくら入ってくるか分からなかった。
入金された金額を元に、源泉徴収計算を含めて逆算して為替レートを確認すると、$1≒154円でした。
保険料支払19年間の平均レートは、107円でした。・・・$1=80円ってときもあったなぁ。
2年前に想定していた年金月額より、4割増しだった。
1年間は、このレートで固定です。
来年4月以降の年金月額は、来年4月の為替レートで決まる。
毎年ドキドキになるんだろう。