第4回「二人」
恭介(西島秀俊)は母親が違う兄妹が、父の遺産をめぐって争っている調停にあたっていた。民法では内縁の妻との間に生まれた「非嫡出子」は、婚姻関係にあった夫婦の「嫡出子」の半分しか相続できない。この規定そのものが憲法14条の「法の下の平等」に違反するのではないか、というのがこの裁判の焦点だ。これまでの最高裁の判例では、すべて「違反しない」としている。審判を迫られ注目を集める恭介に、親友のふ報が届いて…。
寺田農さんが亡くなった。
出演されていた中で、一番印象に残っているドラマはNHK『ジャッジ』かな。
『ジャッジⅡ』の第4話は、残っている。
民法の規定が、憲法違反である。
今では、この規定は無くなった。
控訴と上告は違う。
一審の判決に納得いかない場合は、「控訴」。
控訴した二審の判決に納得いかない場合は、「上告」という。
「控訴」と「上告」は、言葉の違いだけではない。
これって、世間では知られていないこと。
控訴は、法律解釈と事実認定、それぞれもう一度審議される。
上告は、事実認定は審議されずに、法律解釈だけ。事実認定は控訴審のままです。
・・・このことは、私自身この1年で知ったこと。