「手書き領収書」と「レシート」
手書きの領収証とレシート。
どちらの方が信用されるか?
どちらもあるでしょう。
この場合に使う言葉は、信用ではないと思う。
「事実を証明する力」があるかが正しい。
手書きの領収証もレシートもお金を受け取ったという事実を証明力は同じ。
ただし、手書きの場合には、人の手が入るので改ざんされている可能性がある。
何時に何を買ったかの事実の証明力は、レシートに記載された情報量で勝る。
何らかの理由で、裁判の証拠書証で使われる場合を考えると、レシートの方が事実認定におえる動かざるを得ない事実と判断されるだろう。発行したお店に残っている電子記録で裏も取れる(容易にはデータ改ざんはできない)。
手書きの領収証の場合には、その手書きした人の証言も時には必要になってくる可能性もある。
レシートには宛名が書いていないではないかと反論する人もいるかもしれないが、宛名はあまり意味がないと私は思う。
会社で必要なものであるかどうかは、領収証・レシートを発行するお店には分からないことだから。
宛名をもって会社で必要なものを購入したと客観的な判断はできません。