【7】リーガルマインドの新しい教科書 | 日々、嬉努愛絡 多幸なり

【7】リーガルマインドの新しい教科書

 

 

 

同じ個所を何度も読んでも、ざっくりと理解はできるものの、腹落ちした感じがしてこない。

 

そもそも、「定立」ってなんだ?

 

探して探して、やっとわかりやすい解説を見つけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

法律は、どうしても抽象的な表現にならざるを得ない部分が出てくる。

 

それをより、その法律の趣旨等から、具体的に表現することを「定立」というんだ。

 

例えば、税務訴訟では有名な武富士事件は、「住所」の解釈が問題になった事件で、これを最高裁は、「住所とは、・・・・(中略)・・・、客観的に生活の本拠たる実体を具備しているか否かにより決すべきものと解するのが相当である。」と定立した。

 

身近で問題になる「住所」は、単身赴任している場合、住所は他の家族が住んでいるところになるのか?単身赴任先になるのか?がある。

・・・個人住民税を課す自治体はどちらだ?選挙はどっちの自治体?に関わる問題です。

 

 

簡単に言えば、境目を決めることだな。