2024年度も年金上昇 | 日々、嬉努愛絡 多幸なり

2024年度も年金上昇

申請すれば年金をもらえる年齢になって、これまで全く気にしていなかった年金の上昇のニュースが目に止まる。

 

 

 

 

これまでの数十年と変わって、右上の状態になっている。

 

年金上昇の仕組みは分かりににくい。

新規裁定者(67 歳以下)と既裁定者(68 歳以上)で上昇率が異なる。

 

新規裁定者(67 歳以下)は、前年(暦年)の賃金上昇率。

既裁定者(68 歳以上)は、前年(暦年)の物価上昇率又は賃金上昇率のいずれか低い方。

 

 

具体的に来年度はどうなるかと言えば。

 

 

 

公的年金は自営業者らが入る国民年金と、会社員ら向けの厚生年金があり、年金額は物価や賃金の増減に連動して毎年度改定される。試算によると、23年の物価は3・1%、過去3年分で計算した賃金は3・0%それぞれ伸びる。年金額の改定ルールでは、今回は伸び幅の小さい3・0%を基準とし、マクロ経済スライドによって0・4%分を引き下げるため、年金額は2・6%増となる。

 

200万円の年金受給している世帯では、5.2万円上がるって計算になる。

月にして、4000円強の増加です。

 

 

賃金上昇率<物価上昇率だったので、新規裁定も既裁定も賃金上昇率になる。

 

しかし、マクロ経済スライドの引き下げがある。

簡単に言えば、物価上昇に年金上昇は追い付かない仕組み。