囚人のジレンマ
あおり運転暴行、自らハマった「囚人のジレンマ」
https://ironna.jp/article/13220?p=1
この記事に書かれている調査が興味深い。
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警視庁交通局交通指導課の矢武陽子氏が、ここ最近のあおり運転を統計的にまとめている(「日本におけるあおり運転の事例調査」2019年)。この調査は限られた期間と事例ではあったが、いくつか興味深い点が見て取れる。
まず、あおり運転の加害者は、同調査の対象期間中は全て男性であり、被害者もまた大半が男性であった。加害者の年齢では、30代が最も多く、50代にも2番目のピークが存在する。被害者は40代が最も多い。
この調査で興味深いのは、経済的な階層分析に近い視点があることだ。被害者と加害者の車種や車の価格による分類をしている。
その分類によると、加害者の40%が500万円以上の四輪車に乗っていたことだ(2番目に多いのは200万円以上499万円までの四輪車で29%)。一方被害者は、高級車両(500万円以上の四輪車)はわずか10%で、調査対象の中で最もウエートが低い。
被害者の車種で一番多かったのが、200万円から499万円までの四輪車で40%、次いで200万円未満の四輪車が35%となり、合わせて8割近くになる。トラックは被害、加害両方ともに1割程度である。
つまり、中高年の高級車を運転している男性が、中年の比較的安い車に乗っている多くの場合は男性をあおっているということが、この調査からイメージとして浮かび上がる。
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加害者と被害者の車の組み合わせまであると分かりやすいんだけど、
予想では、500万円以上の四輪車に乗っている加害者-200万円から499万円までの四輪車に乗っている被害者が一番多くて、200万円以上499万円までの四輪車に乗っている加害者-200万円未満の四輪車に乗っている被害者ではないだろうか。
この調査結果を見て、まず頭に浮かんだのが、承認欲求。
価格が高い車を乗っているということで、承認欲求が満たされ、その車を運転して高速道路で前の車が道を開けてくれることでさらに承認欲求が満たされるという構造ではないかな。
仕事でこの欲求は満たされていない承認欲求が強い人ほど、あおり運転をするような気がする。
承認欲求が強いとは、自己愛が強いということである。
自己愛は、誰にでもある。
ただ、その自己愛がどのように満たされてきたか育ちにより、歪んだ自己愛を持ってしまう人がいる。
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日本では、心理学と言えばフロイトやユングばっかりであるが、自己愛と言えば、コフート心理学である。
この記事を一度アップした(8/20 10:43)後に、次のニュース記事を見つけた。
“あおり殴打”宮崎容疑者を臨床心理士が分析 喜本容疑者との関係は?身柄確保時も“マウンティング”か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190820-00010001-abema-soci&p=1
このあおり運転殴打事件のニュースを見ると、数年前の事件を思い出す。
http://ameblo.jp/mappy1963/entry-11592862521.html ;
http://ameblo.jp/mappy1963/entry-11598008477.html ;
http://ameblo.jp/mappy1963/entry-11599664991.html ;
http://ameblo.jp/mappy1963/entry-11604248649.html ;
http://ameblo.jp/mappy1963/entry-11608968200.html ;
http://ameblo.jp/mappy1963/entry-11615488889.html ;
http://ameblo.jp/mappy1963/entry-11634097093.html ;
http://ameblo.jp/mappy1963/entry-11660630529.html ;
http://ameblo.jp/mappy1963/entry-11655709496.html ;
http://ameblo.jp/mappy1963/entry-11786854449.html ;
http://ameblo.jp/mappy1963/entry-11791421341.html ;
http://ameblo.jp/mappy1963/entry-11813199025.html ;
http://ameblo.jp/mappy1963/entry-11858306228.html ;
http://ameblo.jp/mappy1963/entry-11896261626.html ;
このニュース記事で気になった言葉が、
「2人が組み合わさることによって、より結束感を強めて支え合う“共依存”のような関係にあったのではないか」と推察した。