狩野元信
セカンドインパクトが起きたのかと思わせるような、今日の 日の出前の空。
展示終了まで、残り7日。
昨日の琳派に続いて、狩野派の企画展です。
狩野派は、室町時代末期から江戸時代の終わりまで、400年という長きに渡って画壇に君臨し続けた絵師集団。世界でも類を見ない400年繁栄し続けた画家の組織です。
狩野派の中でも有名な4人。
元信:(2代目)狩野派の画風を確立し、絵画ビジネスの開発で大成功を収めた。
永徳:(元信の孫)狩野派の中でも飛びぬけた才能を持ち、力強い画風で天下人の心をつかんだ超売れっ子絵師。
探幽:(永徳の孫)徳川幕府お抱えとなり、江戸に移って大活躍する。
山楽:(京狩野の祖)徳川家に命を狙われ波乱の生涯を送るも、京都で探幽の画風を忠実に継承する。
この中で、狩野派集団(今でいうところの会社)を大きくした元信の企画展です。
そこには、仕組みという今のビジネスにも通じる手法を確立させた。
私が気にいた作品はこれ。
釈迦三尊図。
普賢菩薩・文殊菩薩が今まで見たことないキャラクター。
・・・・それに、象の耳が変。
帰り道の途中、新国立博物館(サントリー美術館がある六本木ミッドタウンから200メートル)
雲一つない青空に映える建築。
安藤忠雄展が行われていました。
ただ、現代建築はそれほど興味がない分野である。