リンパ
リンパと言っても、体のリンパではなく「琳派」の方です。
日本近代絵画には大きく二つの流派がある。
中国絵画がベースの狩野派と、日本画がベースの琳派。
そして、前者は工房を持っていた家元のような集団を形成してる。
後者は、個人主義の画家。俵屋宗達→尾形光琳→酒井抱一と師匠・弟子の関係がない。
江戸後期琳派(酒井抱一→鈴木其一)の特別展に行ってきました。
大粒の雨が降る中、開館時間からすでに多くの人が観に来ていました。
展示会場は、撮影禁止。
風神雷神。
3つあります。作者が違う。
上から、俵屋宗達→尾形光琳→酒井抱一です。所蔵は京都・建仁寺、東京国立博物館、出光美術館。
それから、国宝→重要文化財→なしです。
宗達のものは、雷神の太鼓に注目。途中、はみ出しています。
光琳のものは、雲に注目。もくもくしている。
抱一のものは、デザイン性が増している。
今回は、最後の絵画が展示されています。
出光美術館は、酒井抱一や鈴木其一の作品をたくさん持っているんですね。
近くにある相田みつを美術館にも、ぐるっとパスで入館(無料)。
KITTEビルを通り抜ける。
最近の郵便局は、売れれば何でもあり状態のものが多い。