ここ数年の間、いろんな出来事があったけど、全然更新せず今に至ります。

なんとなく、備忘録として、また書きたくなりました。



ちょうど節目の10年です。
10年前の、こんな梅雨空の時期に、
精神科病棟に初入院しました。

毎年、この時期になって、思い出すヒマもなく過ごしてたのに

やっぱり10年っていう節目だからかな。
最近、あの頃のことを鮮明に思い出します。



閉鎖病棟で、殺風景な病室の天井を眺めてた日のことを思い出したら、あまりにもリアルな夢をみていたんじゃないかって思うことさえある。

わたしもそれなりに大変な状態だったから入院してたけど、

街で錯乱状態で暴れたうえ、注射をうたれて担架で運ばれてくる人をみたり、
病室で自傷行為をした人をみたり、
叫び声のような奇声が絶え間なく聞こえてきたり、

そんな異次元的な光景が日常茶飯事だったから、

今も、毎日の暮らしの中で、それなりに悩んだり
苦しんだり、悲しくなったりすることもあるけれど、


『理性をもって、まわりの空気をそれなりに読んで、なんとなくまわりと足並をそろえて、
この社会の中で生き抜いていくこと』


そんなのみんな当たり前にこなせていることで、
普通の人なら、そんなこと考えもしないだろうけど、

10年前のあの頃では考えられなかったし、そんな当たり前のことが難しくて苦しんでる人達を目の当たりにしてたから、
今悩んでることってちっぽけだなぁ、とか、
人間らしくてうれしいな、なんて思うことさえあります。





ここまでくるのに、たくさんの人に迷惑をかけました。
自分勝手なことばかりして、心配かけて、傷つけて、

頭を下げに行きたい人がたくさんいます。

けれど、実際、頭を下げに行けない人ばかりだから、

償いと、恩返しと、あの頃支えてもらったおかげで今のわたしがあるという感謝の気持ちをこめて、
精いっぱい生きていこうと思ってます。

それで、わたしが助けてもらってきたように、いつか誰かの力になれる時があったらいいなって。



あれから10年経ちました。
今こうして生きていられることが幸せです。

みんなのおかげです。ありがとう。