朝のラッシュは 女性専用車両の決まった場所に 乗ってる私。
ドテッ。
???ドテッて、何?
足元をみると、
白目をむいて 硬直した女性の顔。
こ・こわいです。
みんな、そう思ったのか、咄嗟の出来事でフリーズしちゃってるのか。
誰も 何も 言わない。動かない。
っていうか、こんな混雑した車内で 空間ができてる。
「一番前の方、車掌に倒れた女性がいるとお伝えください。」
思わず現場を仕切りだした私。
ただの貧血なら、それでいいけど、
そうじゃない場合、新宿まで ノンストップ20-30分。
悪化して手遅れになってもいかんし、足元で死なれたら困るし。
「誰もいません!」
「?そんなはずないですから、落ち着いて。
車掌がいるか、みてください」
電車は、途中駅でストップ。
車掌が ドアをあけて一歩。
・・・ 女性ムンムンの車両の雰囲気に呑まれて 後ずさり。
「降りますか?」
そのころには、意識を復活していた女性。
なんと 「降りない」 と主張。
いやー、まったく。空気読もうよ。
後続の電車が どれだけ遅延すると思ってるわけ?
どれだけ たくさんの人の足に 影響すると 思ってるわけ?
白目むいて 倒れておいてさ~。。。降りないって、あんた。
貧血レディの 先輩として言うわよ。
貧血レディには、倒れるマナーってもんがあるでしょ。
倒れる前に、座り込む、って マナーがっ!!
復活した彼女は、
彼女の降車駅で
スタスタと 歩いて降りていきました。
元気で何より、
たいしたことなくて 何よりです。
朝の事件簿でした。