だんなちゃんの実家に帰っても
はれ 大抵のことは あまり気になりません。
暖かいお風呂じゃなく 冷たい水浴びも
トイレットペーパーのない トイレも
扇風機もクーラーも ない生活も
赤道直下での トタン屋根の2階で寝ることも
実家の目の前の道が 1日中車や大きなトラックが行き交いしていて
とてもうるさいことも・・・
2日目には 慣れてしまいます
でも・・・
インドネシア生活で
どうしても 慣れなくて つらいことがあります。
それは・・・ お洗濯 です
インドネシアにも もちろん洗濯機はあります。
でも かなり高価な物で だんなちゃんの実家では とても買えません
また 手で洗った方がよく汚れが落ちる・・・とも
お姉ちゃんズは言います。
なので お洗濯は 手洗いになります。
これは かなりの重労働 なのです
朝早いうちから
洗濯板と洗剤と 大きなたらいを前にして
山と積み上げられた 家族の洗濯物を相手にする…
ずーっと かがんでの作業になるので
足は痛いし 腰は痛いし
洗濯物の数は多いし…で
本当に つらいのです!!
なので 実家に帰ったら
お洗濯ものは だんなちゃんにも
手伝ってもらうことにしています。
こういう態勢で 延々とブラシを使って
ゴシゴシするんです~
ある朝
7時に起きたが ここインドネシアでは
超朝寝坊。
(大抵 5時か5時半には みなさんの生活が始まるのです~)
みんな とっくにお洗濯ものなんか 済ませてしまっています!
朝ご飯を食べて
おも~い腰をあげて 腹をくくって
洗濯物の山と向かい合う…
「だんなちゃん 手伝ってね」
「いいよ」
(この画像はお借りしています)
その名も "Rinso (リンソ)” という
洗濯洗剤を 使います。
けっして リンスでは ありません・・・A=´、`=)ゞ
はれが ダ~ラダ~ラ
やる気ないまま やっているのをよそに
だんなちゃんは 隣で
ゴッシゴッシ ゴッシゴッシ
熱心にお洗濯に励んでおりましたが。
「洗剤がたりへん」
「ええ、もういいよー そんなに洗剤つけても
水洗いして 洗剤落とすのも大変だし。
残っている分だけでいいよ~」
・・・どっちが主婦やねんと ツッコマレそうな はれの発言をよそに。
「買ってくるわ。すぐ帰ってくるから」
そう言って だんなちゃんは
中途半端に 洗剤がついてしまった洗い物を
山と残したまま
実家を出て行ってしまいました。
”Rinso” は ”warung (ワルン)" と呼ばれる
自宅前の小さなスペースで
ショーケースだけでなく
天井からも あちこち いっぱいに
日用品をぶら下げて売っている
小売店に 本当に小袋に入れられた 数個を 買ってくるだけのこと。
(この画像はお借りしています)
こういったwarung は 実家周りに たっくさんあります。
そんなに 時間はかからないはずなのに
だんなちゃんは いつまでたっても帰ってこない…
水につけっぱなしのお洗濯ものが気になってきて
とりあえず はれ 洗い物をスタートさせることに。
すると しばらくして
玄関口に 知らない小さな女の子がやってきて
何やら 手渡すのです。
「これ・・・ 渡すように言われたの」
手渡されたのは・・・ "Rinso"!!
・・・おいおい・・・(-。-;)
”Rinso” だけ 帰ってきたじゃないか…
ま~た どっかで油売ってんなあ…
そうなんです! 実家に戻ると
だんなちゃんは 大抵家にいないのです。
はれとちびを 実家にほったらかしにして
あっちこっちで 喋りまくって
帰ってこないんです~!!
・・・洗濯 まだ終わってないのに~
すると そんなはれの様子を見て
お義母さんが 側に寄って来てくれて。
「だんなちゃんが帰ってこずに
Rinso だけが帰ってきた」
お義母さん 言葉は通じなくても
中途半端に放り出された洗濯物の山と
はれの手の中にある Rinso を見て
状況を理解したようで。
すぐさま 外に飛び出していき
だんなちゃんを 連れ戻してきてくれたのでした
ちなみに・・・ インドネシアでは 乾いた洗濯物は すべて
アイロンをかけて 片づけます。
ズボンはもちろんのこと、下着類もタオル類も全てです!
仕上がりはもちろん きれいですが・・・ はれ やってられん!
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